しだれ真熊
春の陽気に我が家の芝生も緑色に染まってきましたが、同時にものすごい量のドクダミまで生い茂ってきました。 死滅させてやりたいです。 局長です。
――― さて、本日も 「埼玉放浪記」 はお休みして、昨日のつづきを。

よくよく確認したら、やたらと写真を撮っていたのだ。
恐らく、見事な枝垂桜を見てテンションが上がり過ぎてしまったのだろう。

桜のみならず、荒野のように枯れ果てていた花壇にも、春の息吹とも言える花々が。
一体どこの誰が花壇のメンテナンスを担当しているのか未だに分からないままなのだが、彩り豊かになって春らしい光景になってきた。

残念ながら、真熊だけは未だ冬眠中のような冴えない表情。
もっと全身で四季を感じてほしいものだ。
俺なんて、スギ花粉のおかげで春の訪れには異常なまでに敏感だというのに。

それなら、もっと近くで桜を感じてもらおうと、すべり台に乗せてみた。
淡いピンクの中に、真っ黒い毛むくじゃらの生き物。
コントラストが強めの写真だ。

結局、桜への反応はまったく見せなかった。

今度は、誰が管理しているのか分からない花壇に移動させてみる。
色とりどりの可愛い花たちの中から、死んだ魚のような目で俺を見つめる真熊。
まったくダメだ。

表情にキレがなさ過ぎる。
かといってコクもない。
“チップ” と一緒にいる時間が長いからか、真熊まで置物のようになってしまっている。

最後の悪あがきに、もう一度枝垂桜と共に撮ってみる。
しかも、切り株という “ステージ” に上がっての撮影だ。
構図的には申し分ない。

それなのに、この顔だ。
4月2日という、いざ桜が満開になろうとしている時期にこの世へ生を受けたくせに、まったくもって桜との親和性が見えない。

真熊を家に迎え入れたとき、生年月日から名前を 「ソメイヨシノ」 とかにしなくて良かったな・・・・と今さらながら安堵していた。
呼びづらいし。

こうして、公園を後にしてのんびり歩きながら帰宅。
俺が大地震の予言に怯えていたからか、結局最後まで一度たりとも笑顔を見せずに終わったこの日の散歩。

やっぱり俺と二人きりのときは、そんな顔しかしないんだな、キサマ・・・・
せっかくの枝垂桜だというのに、笑顔を微塵も見せなかった親不孝な真熊 ―――

俺以外に誰かいたら会心の笑顔を見せたくせに(怒)

この桜も昨日の雨で散らされちゃったかな・・・・
【今日の一言】
そろそろ 「大阪で会いましょう」 企画まで一ヶ月を切りますな。 準備しなきゃ・・・・
| 真熊 | 02:30 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑