お好み焼き紛争
職場のドアを開けた瞬間に元部下♀とぶつかりそうになってしまい、無意識に口を衝いて出た言葉が 「殺すぞ!」 でした。
これがお気に入りの子だった場合は、「大丈夫? ごめんね」 だったんだと思うと、我ながらヒドイと感じました。 局長です。
――― さて、一昨日のつづき。 つまり、2月22日(日)のお話。

真熊をシャンプーする直前に、“チップ家” から夕食の招待を受けたので、遠慮なく出向いた俺。
家の外装はピンク色から薄いグリーンに塗り替えられたものの、部屋の中は相変わらずピンク一色のチップ家。

この日の夕食はお好み焼きとなり、さっそく焼き始める。
しかし、俺クラスになると “ヘラ” さばきを見ただけで、その人のお好み焼きスキルが手に取るように分かってしまう。

残念だが、チップ家は夫婦二人そろってお世辞にも上手とは言えないレベルだったため、なぜか招かれた立場であるはずの俺が焼くこととなった。
それまで小競り合いを続けていた真熊とコーギーと何かのミックス “チップ” も、その美味しそうな匂いに引き寄せられていた。

ちょっと生地に山芋を入れ過ぎていたため、ゆるい。
(俺が到着したときには生地ができあがっていたので、俺のせいじゃない)
それでも、これまでの経験値を如何なく発揮し、巧みに形を整えていく俺。

最近は “食事療法中” につき、おやつすら食べることができていない真熊は、この日も 「どうせもらえない」 と早々に悟ってしまったらしい。
表情に陰りが見えてきた。

そういえば、チップ家のママさんは、お好み焼きにケチャップが欠かせないと言う。
絶対に味覚がおかしい。
昨今ではマヨネーズはデフォルトだが、ケチャップはあり得ないと思うが、いかがだろう。

二匹ともそれなりに “ちょうだいアピール” や催促をしてきたが、さすがにオタフクソースの掛かった食べ物を与えるわけにはいかないので、心を鬼にして何一つ食べさせなかった。
結果、寝床に戻ってふて腐れるチップと、寂しそうな顔を見せる真熊。

その後も、お好み焼きを食べつづける俺たちの横で、何度となく小競り合いを繰り返す真熊とチップ。
毛が舞いそうで、実に迷惑な行為だ。

結局、最後は真熊もチップのベッドを我が物顔で使いながら、おすそ分けを諦めてふて寝しようとしていた・・・・
もう少しつづく。
我々は関西人じゃないので、お好み焼きをおかずに白米を食べることはしなかった ―――

おやつを食べてはいけない真熊を尻目に・・・・

満腹中枢が機能していないチップ・・・・・
【今日の一言】
今日は 「二二六事件」 があった日ですね。 あれからもう79年経つんすね・・・・
| 真熊 | 02:40 | comments:24 | trackbacks:0 | TOP↑