走り込みポメラニアン
いつも恋バナで盛り上がる職場の同僚女子(23)の髪の毛がくるくるしていたので 「パーマかけた?」 と聞いたら、「12月からかけてますけど」 と本気でムッとした顔をされた局長です。
――― さて、とくにネタもないので、つい今しがたの我が家の様子を。

洗濯の合間を縫って、真熊を庭の “自宅ドッグラン” で遊ばせていた。
当然だが、芝生は枯れ果てて、カーキ色の古写真のようなノスタルジックな感じの世界になっている。

おまけに、えらくドンヨリとした天気。
雨が降るわけでもなく、かといって太陽がのぞくわけでもなく、重苦しい空模様だ。
とりあえず、しばらくの間は外に洗濯物を干しておくが、ちょっと心配な感じである。

そういえば、なぜか葉の落ち切った梅の木にスズメやらヒヨドリが大挙して留まっている。
とくに面白みなんて何もない庭だが、なぜ今日に限ってこんなに鳥たちが。
鶏肉ばかり食べていることへの抗議だろうか。

鳥(とり)あえず、真熊の走り込みを開始。
俺が追い掛ける仕草を見せると、それを合図に勢いよく往路のダッシュをするのだ。
そういう訓練をしたわけではないのだが。

塀まで行くと、今度は折り返しの復路ダッシュ。
復路は決まって笑顔全開である。
走ることに喜びを感じるサラブレッドのようだ。

1ダッシュごとに、もふ毛をモフモフして労ってやる俺。
この辺はまだ鬼コーチになりきれない自分の甘さだ。
プロ野球のキャンプでは、もっと過酷なダッシュが繰り返されているだろうに。

当然だ。
もっと走り込め!
このドッグランをつくるのに、一体どれだけのお金と労力を要したと思ってるんだ!

そうだ!
もっと重心を低く保ちながら、一気に加速しろ!
さもないと、野生のチーターには勝てないぞ。

しかし、相変わらず1ダッシュごとに俺の元へ帰ってきてしまう真熊。
自動的に充電ベースに戻ってくる “ルンバ” のようではないか。
ルンバ同様、しっかり後ろ向きにで “車庫入れ” してくるし。

遊びに行きたければ、トレーニングをやり遂げろ。
“志熊” のようなウォーキングによる持久力を鍛えるのではない。
お前は瞬発力を鍛えるのだ、チーターに勝つために。

そうね、洗濯物干さなきゃならないから。
何より寒いし・・・・
晴れるなら晴れる、雨なら雨。 ハッキリとしてほしいもんですな、天気にやつ ―――

なんでこんなにチーターにライバル心を燃やしているのやら・・・・

我が家のネコ科の動物はこんな体たらくなのに。
【今日の一言】
さて、せっかくの週末だし真熊でも洗いますかな・・・・
| 真熊 | 14:49 | comments:19 | trackbacks:0 | TOP↑