老人と犬
これまで確実にヒットしつづけてきた天気予報がハズレましたな。 局長です。
積雪どころか、パラつくこともありませんでしたよ、昨日の雪予報。
――― さて、先週金曜日からのつづき。 2月11日(水)の建国記念日のお話。

正月に来てまだ一ヶ月しか経っていないのに、再び “千葉の両親宅” にやって来た俺と真熊。
そう、この建国記念日は “親父” の誕生日なのだ。
72回目、つまり7回目の年男。

年男の誕生日くらい一緒に飲んでやろうと思い、外房の片田舎までやって来た俺。
孝行息子の見本のようだ。
全国のドラ息子の諸君、是非見習ってくれ。

ドッグランで真熊と “志熊” をひとしきり遊ばせたところで、風呂に入ったり、持参したウィスキーと書籍のプレゼントを渡したりしたのち、親父の行き付けの小料理屋というか居酒屋というか、顔なじみのお店へと向かった。

真熊には申し訳ないが、その間はこの家で志熊と二人きりとなる。
きっと、最初から最後まで小競り合いの連続だったことだろう。
ストレスフルな数時間になってしまったと思うが、お前の子供なんだから仕方ないさ。

浴びるように飲んで、房総の海の幸に舌鼓を打った俺たちは、お店の女将に車で送ってもらって帰宅。
すると、明らかに機嫌の悪い真熊がいた。
とりあえず、親父が抱っこして労ってあげていた。

親父は翌日も朝から用事があるらしく、家で飲み直すことなく床に就くと言う。
しかし、その前に新たなルーティーンを始めた。
ブラッシング。
どうやら最近は寝る前に洗面台の上で行うのが日課のようだ。

何やら見つめ合って、微笑み合って、親父も志熊も幸せそうだ。
成長日誌のようなものも毎日つけているらしい。
すでに、ノート4冊目に突入していた。

これなら、当面は痴呆になったりすることもなさそうだ。
志熊も食が細いわりには、いつの間にやら真熊よりも体重は重くなっているし、つつがなく育っているらしい。
田舎での老人と犬の 「二人暮らし」 は、我々の想像以上に充実しているらしい ―――

遊び相手はいなくとも、毎日楽しいからOKらしい。

でも、毎晩ブラッシングしてるのに末広がり・・・・・
【今日の一言】
広島カープ、黒田投手の復帰で盛り上がってますな! いいね、男気!
| 真熊の子供 | 01:46 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑