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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2015年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年03月

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九十九里浜ぐま [後編]

皆さま、こんにちわ。

「ラッスンゴレライ」 の面白さが1㎜も理解できないのですが、歳のせいでしょうか。
一発屋のニオイをプンプン感じるのは果たして俺だけなのか。 局長です。



――― さて、金曜日からのつづき。 2月11日(水)の建国記念日のお話。


20150215_さよなら冬の海1

のっぴきならない事情があって、高速道路を一路東へ疾走していた俺と真熊。
千葉東金道で房総半島を横切ると、目の前には九十九里浜が広がっていた。

いつもならスルーしているこの浜辺に、この日は思わず立ち寄ってしまっていた。



20150215_さよなら冬の海2

初めは、また泳がされるのではという不安からか、浮かない表情を浮かべていた真熊も、この果てしない浜辺を一緒に走ってみると、すぐに笑顔全開となった。



20150215_さよなら冬の海3

さすがは不純物ゼロの体育会系。

走っただけで機嫌が良くなるなんて、安上がり過ぎる。
脳みそまで筋肉でできているようだ。



20150215_さよなら冬の海4

砂浜の奥に見える突堤のような物が元いた場所。

けっこう走ったものだ。
息が上がることもなく、常に笑顔で・・・・



20150215_さよなら冬の海5

しかし、海というロケーションは、ある意味最強だ。
真っ黒くて毛むくじゃらな犬でさえ、なんとなく洗練された感じに写る。

大阪弁でいう最上級の褒め言葉の場合、「シュッとしている」 といった感じか。



20150215_さよなら冬の海6

たまにはこうして、都会の雑踏や喧騒を忘れて、日がな一日、真熊と二人で波しぶきや水平線をぼんやりと眺めたりするのもいいものではなかろうか。

瓶に手紙を入れて、沖へと流してゆくようなロマンチックなことにもトライしてみたいものだ。



20150215_さよなら冬の海7

「真熊よ、この海の向こうには、U.S.Aが広がっているんだぜ」
なんて言葉を掛けながら、少しの間だけ海を見つめる俺たち。

そして、「ジョン万次郎はよく生きてたな・・・・」 なんてことも同時に考えていた。



20150215_さよなら冬の海8

ここで注意しなければならないのは、海を見つめる際のフォームは、“スタンディング” か “体育座り” だということ。

俺のようにヘタにしゃがんでしまうと、必要以上に背中に哀愁が漂ってしまうのだ。
背中で孤独をアピールしているようなイタイ男になることだけは、俺のプライドが許さないのに。



20150215_さよなら冬の海9

しばし、海と語り合ったのち、俺たちは車に戻った。

実はこの日は、単に海に遊びに来たわけではないのだ。
目的地は別にあったのだ。



20150215_さよなら冬の海10

ついつい海というシチュエーションに酔ってしまい、40分以上も滞在してしまった。
ちょっと先を急がなくてはなるまい。



20150215_さよなら冬の海11

一方の真熊は、砂浜ランニングにより心地よい疲れができたらしく、眠気を催していた。

これっぽっちの運動なのに、すぐに眠くなってしまうなんて、一体どれだけ緊張感が欠けてしまっているのやら・・・・



20150215_さよなら冬の海12

西日を浴びながらの大あくび。



20150215_さよなら冬の海13

いいさ、いいさ!
あくびなら、いくらしたって無料だ。

そんなことより、先を急がなくては・・・・・・




ちょっとしたダッシュで、息は乱さずに眠気だけを催すという実に器用な真熊 ―――




疲れよりも眠気が勝っちゃったらしい。



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【今日の一言】

ハナ” ちゃんの一件は悲しくて仕方ないけど、我々だけでも元気良くいかないと。
 

| 真熊お出掛け | 00:30 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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