九十九里浜ぐま [前編]
昨夜は弾丸ツアーの疲れからか、20時半には眠りの世界に落ちていた局長です。
でも、今日頑張ればまた週末なんですよね。 そんなに寝る必要なかったのに。
――― さて、一昨日2月11日(祝)、建国記念日のお話。

ブログの更新をしたのち、あれこれと慌しく準備に奔走し、お昼前に真熊を助手席に放り込んで愛車を発進させた俺。
ぽかぽか陽気の暖かな日だった。

例によって、どこへ行くのかも分からずに車に乗せられる真熊。
それでも、どこかへお出掛けすることだけは確かなので、笑顔が溢れる。
しかし、鼻の下だけ毛が白くなってきた 「逆チャップリン現象」 が非常に気になる。

途中で立ち寄ったコンビニの駐車場にシベリアン・ハスキーがいた。
実に凛としてカッコイイ立ち姿だ。
本当は撫で回したかったんだが、車を動かし始めたところで気付いたので残念だが諦めた。

高速道路を乗り継いで、走ること2時間。
時刻は13時。
俺たちは海にいた。

千葉東金道で房総半島を横切って、外房に出ると同時に目の前には九十九里浜が広がる。
いつもなら、そのまま海岸沿いの九十九里有料道路を南下していくのだが、この日はふいに海に寄り道してしまった。

まぶしさから、“ボタンホール・アイ” 化してしまう真熊の小さな目。
本当にポメラニアンかと今さらながら疑ってしまうほどの小ささだ。

真熊にとっては、2013年の伊豆以来の海だろうか。
また泳がされるのではないかと、少し怪訝そうな顔を見せる。
さすがの俺も、犬に寒中水泳を強要するほど鬼ではない。

しかし、疑いが拭えないのか、なかなか笑顔が出ない真熊。
冬の海でこの表情では、写真として退屈すぎる。
爽やかさや躍動感が微塵も感じられないではないか。

仕方ないので、しばらく砂浜を歩きながら、気分転換を図る。
すると、真熊の後方から何やら不思議な物体がファインダーに入り込んできた。
けたたましいエンジン音と共に。

モーターパラグライダーという乗り物らしい。
ついに人類の英知は、空までも個人が自由に翔けめぐるまでになったのか。
さすがは21世紀。

そのまま未来の乗り物は、北の方向へと飛び去っていった。
海に遊びに行こうという目的ではなかったものの、思わず寄り道してしまった俺たち。

真熊の笑顔が戻るまで、もうしばらくの間ここでのんびり過ごしていた。
ということで、明日の記事も海での写真になるかと思う。
青い海が似合わない真っ黒い真熊。 さらに浮かない顔が雰囲気を台無しに ―――

やはり海が似合うのは大型犬ですな・・・・

明日もこのアンニュイな写真がつづきます・・・・
【今日の一言】
昨日食べたラーメンが激マズで、一晩経った今もなお気持ち悪いんす・・・・
| 真熊お出掛け | 07:00 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑