真熊の体調不良 [後編]
本日も関東地方は雪らしいですね。 スタッドレスタイヤで怖いものなしの局長です。
この記事を皆さまが読む頃には、積もり始めているのでしょうか。
――― さて、一昨日からのつづき。 真熊の体調不良についての報告である。

「まだ結石化していないシュウ酸カルシウムの結晶が一箇所に集まって、尿道を塞いでいる」 という仮説のもと、食事療法による治療となった真熊。
言うなれば、尿路結石予備軍だ。

しかし、このシュウ酸カルシウムによる尿路結石・・・・・
実は、アライグマの千寿が患った病である。
千寿のときは完全に結石化していたので、点滴で溶かしたのち、食事療法で治していった。

このときの処方フードがクソ不味く、ニオイも悪く、千寿がどうにも食べなかったために俺もかなり苦労した。
缶詰タイプだったのだが、やむを得ずもう少し効果の薄いドライフードも処方してもらい、それを “すり鉢” で粉状にして、缶詰タイプのものと混ぜて団子状にして与えたり、とにかく騙しだまし必死に食べさせたものだ。

しかし、「ひょっとして・・・・」 と危惧はしていたのだが、あの忌まわしい処方フードとまったく同じものを処方されてしまった・・・・
あの悪夢が再び・・・・

しかし、あれから10年以上も経つ今では、そのドライタイプも販売されているというので、迷わず取り寄せをお願いして、クソ不味い缶詰タイプは2缶だけ処方してもらうことにした。

帰宅後、さっそく缶を開けると、あのときと同じ嫌なニオイが鼻を突いた。
絶望感に打ちひしがれながら、恐るゝお皿に盛って真熊に与えてみると、なんてこったい、美味しそうに平らげてしまった。
まさか、味覚音痴だったのか。

何はともあれ、食べて くれたことだけは嬉しかった。
先生の話では、まずは一ヶ月間はこのフードと水のみ。
他の食べ物も飲み物も与えてはダメ。

一ヶ月後のオシッコの経過を見て、もう少し軽めの、美味しいドライタイプに替えていったり、おやつを解禁したりを検討していくことに。
しばらくは、ドッグカフェに行ってもお肉はダメらしい。

シュウ酸カルシウムによる結石ができる原因としては ―――
●持って生まれた体質
●オシッコを長時間ガマンすることで、濃縮されてしまう
といったものがあるようで、後者は真熊にも当てはまる。

ちなみに、ストレス猫のにいなも尿路結石キャリアなのだが、結石の種類が千寿や真熊とは違って、リン酸マグネシウムアンモニウムというものによるものだ。
よって、にいなもにいなで真熊とは異なる処方フードを食べているのだ。

千寿から始まり、にいな、そして真熊・・・・
どうして我が家の動物たちは、次から次に尿路結石を患うのやら。
食事療法の他にも対策を実施しており、少しずつ快方に向かっています ―――

高額な処方フードによりエンゲル係数が急上昇中。

千寿もにいなも治ったし、真熊も良くなってくれ・・・・
【今日の一言】
雪、帰宅ラッシュ時間がピークらしいですね。 真熊レポートの続編はまた後日。
| 真熊 | 01:31 | comments:24 | trackbacks:0 | TOP↑