夕暮れの過疎地
毎週月曜日の夜は、ある大人の事情により帰りが遅く、それでいて翌火曜日は家を出るのが早いため、ブログの更新にあまり時間が避けない局長です。
――― ということで、本日は 「サザオフ2014」 レポートを一旦お休み。

先週末の土曜日のお話。
「マツワン★グランプリ」 の結果を楽しみにしていた皆さま、申し訳ない。
皆さまも真熊と共に 「待て」 の気分を本日一日共有いただきたい。

10時に起きてから二度寝したがために、15時近くまで熟睡してしまった俺。
後悔と自責の念に駆られながらも、せめて明るいうちに真熊を散歩に連れて行ってやろうと家を出たのだった。

柿が生っている家がチラホラ散見される。
季節はすっかり秋だ。
俺の中では、まだ夏が終わっていないというのに。

さて、“前回” につづいて今回の 「夕暮れ散歩」 で判明したことがある。
いや、真熊と暮らし始めて実に7年も経って気付いたことだ。
朝に弱い真熊は、起き抜けの散歩だと “ボタンホール・アイ” だが、夕方の明るい時間の散歩だと実に目がパッチリしているのだ。

そんな 「7年目の真実」 の発見に喜ぶ俺をよそに、真熊の表情は次第に曇ってきた。
せっかくの夕暮れ散歩だというのに、犬はおろか、人にすら誰とも会わないのだ。
過疎地か、この街は。

とりあえず、お約束の “近所の公園” へ行ってみる。
キッズを連れた若いパパさんが二組ほどいた。
まだ完全な過疎地になっていなかったことに少し安堵した。

それが嬉しかったのか、「カメラ!」(※)の合図に、首の関節が外れるんじゃないかってほどの回転を見せる真熊。
「首をかしげる」 という範疇を超えたパフォーマンスだ。
※ 「カメラ」 ・・・・ 「カメラ目線よこせ」 を略したコマンド

しかし、真熊にとっては、単に人がいればいいというものではない。
飛び付いたり、なでてもらったり、体を使ったコミュニケーションを交わして初めてテンションを急上昇させながら楽しめるのだ。

次第に、バブル崩壊後の株価の如くテンションが急降下していく真熊。
夕焼けも手伝って、非常に切ない顔になってしまった。
犬のお散歩のゴールデンタイムのはずなのに、一体どうなってるんだ・・・・

こうして、俺にとっても真熊にとっても、実に身のない土曜日が過ぎていったのだった。
俺の住む街に望むもの、それは潤沢な資金や施設ではない。 活気だ! ―――

我が街の住民構成は、65%が65歳以上だそうな・・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
今週は仕事が山場です。 どこかのタイミングで “散る” かもしれません・・・
| 真熊 | 01:54 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑