甘ったれポメラニアン
昨日ようやく最近の常軌を逸したような繁忙状態にピリオドが打たれた局長です。
普通の生活に戻ったので、いろいろ誘ってくれていいですよ、友人たちよ。
――― さて、月曜日からのつづき。

ほとんど動くことがない置物犬 “チップ” と、常にイジケているふて腐れポメラニアン “くり坊” の合同誕生日祝いとやらに連れて行かれたお話。
犬全員分に切り分けられたケーキを、慣れないスプーンで必死に食べるタヌキ。

そんなタヌキ “ココ” の飼い主である “サヨ” ちゃんは、チップとくり坊へとプレゼントを用意していた。
オリジナルの壷?
写真がプリントされた、コルクの蓋が付いた壷だ。

かくいう俺もちゃんとプレゼントは用意しておいた。
定期的に郵便受けにたまってくる包装紙でキレイにラッピングまでして持参した。
肌寒くなってくる秋用のウェアだ。

俺からのプレゼントに対し、サヨちゃんからの壷ほどの喜びを見せなかった “むらも” は、この日の主役でもあるくり坊をほったらかしで “くま子” にケーキを食べさせてあげていた。
では、当のくり坊はどこへ行ったかというと ―――

“チップ家” の父に面倒を見てもらっていた。
ケーキのホール食いすらできないチキンハートなくり坊は、カットされたそれにさえ慎重さを見せる。
しかめっ面でニオイを嗅ぐ。

さっき舐めたものと同じだと認識して、ようやく食べ始める。
じれったい。
ニオイなんて確かめずに、まずは口に入れてしまうチップとは大違いだ。

育ちがいいとも思えないのだが・・・・・

ふいに、再度サヨちゃんにカメラを向けると、こんな表情を見せた。
今にして思うと、ひょっとして俺にキスをせがんでいたのだろうか。
女性に恥をかかせてしまうなんて、情けないぜ、俺。

その後も、チップ家の父に一口ずつ食べさせてもらう甘ったれ。
ちなみに、タヌキのココのことを目の敵にしている。
ココが近づくと狂ったように吠える。

こうやって自分を甘やかしてくれる人の元でしか笑顔を見せないくり坊。
みんなして甘やかすから、ちっとも精神が大人にならないのだ。
一ヶ月くらい我が家で合宿をさせたいものだ。

さらに、居心地良さそうな笑顔を見せる。
ダメだ。
このままでは、ますますダメな犬に仕上がってしまう。

ということで、俺が本当の愛情というものを教えるべく抱き上げてみた。
すると、なんなんだ。
途端にこの表情だ。

そんなことより、いつから俺の肩口に潜んでいたんだ? 真熊よ・・・・
なんだか、くり坊の写真だらけになっちまったが、真熊も元気です ―――

そういえば、くり坊と会ったのは2月末の 「熊猫犬合宿」 以来7ヶ月ぶりだ・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
今日から10月! 早い、早すぎるよ、歳月のヤロウ・・・・
| ドッグカフェ | 02:09 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑