ドッグカフェで一本釣り
プリッツをくわえながら仕事をしている俺を見つめていた職場の同僚女性に 「逆から食べたいの?」 と尋ねたら、真顔で 「きもい」 と言われた局長です。 照れているんでしょうか。
――― さて、月曜日からのつづき。 真熊と初めてのドッグカフェに行ってみた。

さすがに連れがいないと、話すことがない。
ましてや、入店時には客が俺たち一組だけ。
これで一人でベラベラしゃべってたら、ただの怪しいオッサンだ。
時間を持て余した俺は ―――

「熊猫犬ファミリー」 のグループLINEに 「ナイスなドッグカフェ発見」 情報を投稿してみた。
すると、案の定ある人物が喰い付いてきた。
“チップ家” のママさんだ。

さすがは、「ドッグカフェ破り」、「さすらいのドッグカフェ巡りスト」、「突撃となりのドッグカフェ」 など、ドッグカフェ探訪の第一人者としての称号を欲しいがままにしているマダム。
ぐいぐい攻め込んでくる。

そして、ほぼ予想通り 「これから向かう」 という投稿が。
まるで、イカの一本釣り状態。
たやすいものだ。

そうこうしている間に、お店には数組の来客が。
一気に3組くらいがやって来たのだが、その中に黒いポメラニアンと、パピヨンらしき仔犬を連れた夫婦が。

どうしても仔犬を抱っこしたい衝動を抑えきれず、話し掛けてみた。
このビジュアルで、なんとポメラニアンとチワワのミックスだという。
どこにもパピヨンは入っていないらしい。

もう一組のお客さんにも大喜びで挨拶に出向く真熊。
相手が引くくらいの人懐っこさを見せつけていた。

ドッグカフェならではの、他のお客さんとのコミュニケーションを楽しみながら、20分ほど経過した頃だろうか。
チップ家が到着した。

先ほどのLINEから、30分強しか経っていない。
なんてフットワークの良さなんだ。
その辺の宅配ピザよりも早いのではないか。

インターネットという文明の英知を使えないこの夫婦がドッグカフェの情報を得るためには、「書籍」、もしくは友人からの伝聞という手段に限られる。

そのため、俺のような尖兵の如き動きで情報を得てくる人材に依存せざるを得ない。
今後は情報料を徴収するべきか・・・・
つづく。
「新たなドッグカフェ発見」 というキーワードでものの見事に一本釣りされるチップ家 ―――

この二人に行ってもらいたいドッグカフェがある場合は、彼らにハガキを送ってみよう!

いつもアリガトウございます m(_ _)m
マジで励みになってます!
【今日の一言】
毎日こんな時間まで起きてると、目の周り(とくに下)が千寿みたいになってゆく・・・・・
| ドッグカフェ | 04:03 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑