ぐったり寿喜
忙しさもあって機会を逸しつづけているため、3ヶ月ほど髪を切っていない局長です。
汗による天然パーマネントのうごめきもあり、中世の音楽家のようになっています。
――― さて、ようやく終わりが見えてきた “千葉の両親宅” レポートの残り少ない続編を。

陽も落ちて、俺と “親父” の夕飯も終わったところで、まったりとした時間が流れる空間。
真熊であれば、お客さんが来ている間は大喜びで常にその人の周りにいるのだが、“志熊” に至っては俺がいようが親父のそばを離れない。

そういえば、動物たちのごはんをあげていなかった。
俺はこの後に帰る予定なので、ビールを飲むことができず、実に健康的な親父による自家製野菜中心の夕飯だった。

そうだ、志熊の相手をさせられていた寿喜は、人一倍お腹が空いていたことだろう。
ストレス食いに走りたいくらいのはずだ。
そこで ―――

親父宅で必殺のアレを作った。
ただでさえ食の細い志熊が少しでも自発的に食べるようにと、「ササミと野菜の手作りフード」 の作り方を親父に伝授してきたのだ。

我が家では、犬も猫も大喜びで喰らいつくこの手作りフード。
しかし、志熊に至っては、このフードでも一欠片ずつ手で食べさせてあげないと、自分からは食べなかった。

単に食が細いからなのか、それとも極度の甘ったれなだけなのか。
当然、真熊と寿喜にも与えたが、予想通り二匹は一瞬で食い尽くした。
お皿への滞在時間は一分間程度だ。

「食べてすぐ寝ると牛になる」 と昔の人は言っていたが、それは犬にも該当するのだろうか。
我が家の動物たちは、食べ終わると同時に寝てしまうが、今のところ牛にはならずに犬や猫のフォルムを維持できていると思う。

寿喜は、ただ 「食っちゃ寝」 しているわけではなく、志熊による理不尽な疲れのためにグッタリしているのだ。
遊びに来た親戚の子供に翻弄される大人のように、実の父親が相手にしない甥っ子のようなポジションの志熊に振り回された数時間。

にも関わらず、まったく自覚のない志熊は無神経に寿喜を起こすのであった・・・・・
本当は実の子である志熊の相手をしなくてはならないはずの真熊が元気のまま ―――

ここまで父親の自覚が欠落しているヤツもいないんじゃないだろうか・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
今日この後、髪を切りに行ってきますさかいに・・・・
| 真熊の子供 | 14:18 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑