業務用ドライヤーの魅力
台風が過ぎ去ると共に、急激に夏になった感じですね。 局長です。
このまま梅雨が終わってくれると天然パーマネントとしては嬉しいのですが・・・・
――― さて、なんとなく終わりが見えてきたかもしれない 『熊猫犬合宿』 レポート。

犬用プールでの水練も終わったところで、次は被毛のメンテナンスだ。
人間でも、プールの後はシャワーを浴びるのだから、全身毛むくじゃらの犬ならなおさらだ。

そこで、我々はこの 「わんわんパラダイス」 内の施設 “グルーミングルーム” を予約していた。
当然、有料。

愛犬サロンのトリミングコーナーにあるような設備がそろっているものの、完全セルフサービスという潔いシステム。

エプロンをして、自力での脱出は不可能なくらいの深さをもつシンクに犬を入れ、一気に洗い上げるのだ。

まずは、“チップ” から。
なし崩し的に、というかほぼ自動的に “チップ家” がシャンプー担当となっていた。

他の犬たちは、自分の番が来るまで隣の室内ドッグランで遊んで待つ。
次に真熊。

普段、家のお風呂で洗うにあたっては、もはや完全に慣れた様子なのだが、さすがにこの視界を遮られる深さのシンクに入れられてのシャンプーは不安な表情を見せる。

必死に二本足で直立しては、シンクから顔を出す。

普段は真熊を溺愛しているチップ家のママさんも、このときばかりは真熊に話し掛けもせず、鬼のような形相で洗い続けていた。

無理もない。
一時間しか予約していなかったのだ。

その間に計5匹を洗わなくてはならないのだ。
本職のトリマーさんでも 「ヤバイ」 と思うレベルではなかろうか。

こうして、ほぼコミュニケーションなしのまま、ひととおりシャンプーが終わると、今度はそこに俺が待っている。
エプロンも着用して、やる気満々の完全武装のスタイルだ。

真熊の顔を洗うのだ。
聞くところによると、犬によっては顔を洗われるときに大暴れするというので、これだけは飼い主である俺が責任をもってやることに。

まぁ、真熊は全然暴れないのだが。
目の周りも、マズルも入念に洗って、“ミミズク” のでき上がりだ。
実にみすぼらしい。

シャンプーがすべて終わったところで、今度はドライヤー作業だ。
素晴らしい、固定式のドライヤーと作業台。

ドライヤーを持たずに両手で作業できるし、真熊が “アフターシャワー・ハイ” になって暴れることもない。
自宅に一台欲しいところだが、置き場に困るだろうから、この日の思い出づくりだけで我慢することにした。

しかし、真熊は毛量が多すぎて、この業務用ドライヤー台をもってしても30分以上は要してしまう。

その間に、“テクノ” やらタヌキの “ココ” が流れ作業で次々にシャンプーを終えてきてしまう。

タヌキが、小鹿のバンビみたいになっている。
真熊はミミズクになるが、ココはバンビになるということが発覚。
ちなみに、テクノはほとんど変化がなかった。

やむを得ず、ドライヤー台は15分程度で放棄し、テクノたちに譲る。

気付いたのだが、ココに関してはシャンプーもドライヤーもすべて “犬(ケン)ちゃん” が作業している。
この間、“サヨ” ちゃんは何も手伝っていなかった。
二人のパワーバランスを再認識した瞬間だった。

結局、俺は愛の “タオル&ブラッシング” で真熊を仕上げることに。
こう考えると、シャンプーとドライヤーの時間短縮という面に関しては、「ヱヴァンゲリオン」 スタイルのテクノが圧倒的に有利だ。

そんなこんなで、全5匹のシャンプーは終了。
プールでの汚れも無事に落として、きれいサッパリとなったのであった。
宝くじが当たったら、広い家を建てて業務用ドライヤー台を設置しよう ―――

でも、そういえば宝くじって買ったことないや・・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
号泣議員、辞職したのに刑事告発だと。 まぁ税金使ってんだから当たり前か。
| 真熊お出掛け | 11:14 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑