「熊猫犬オフ会」 真熊VS菩提 ~場外戦
昨夜は帰宅後、20時過ぎにふいにベッドに横になったら、そのまま熟睡していた局長です。
3時頃に目が覚めて、二度寝としゃれ込みました。
――― さて、そろそろ終わりが見えてきた 『熊猫犬オフ会』 レポートの続編。 第23弾。

昼過ぎにやって来た “カディ&カナちゃん” 夫妻。
当然だが二人の愛息、眉毛付きチワワの “菩提”(ぼだい) も登場。
久しぶりに会っても、迷わず真熊の股間をロックオンしてニオイを嗅ぎまくる。

“前回のお泊り” あたりから急速に激しさを増した菩提のこのフェチズム。
ヒート中のメス犬に吸い寄せられる盛りのついたオス犬の如く、止めない限りは鼻の粘膜が擦り減るくらいの勢いで嗅ぎ続ける。

一種の中毒症なのだろうか。
禁断症状を誘発するニオイでも発しているのか、真熊は。
その菩提の異常な様子に、偶然居合わせた白チワワの “たま” も興味津々だ。

そして、なぜだか菩提と一緒に、真熊が芝生に降ろされるのを今か今かと待ち続ける。

いっそのこと、この白と黒のチワワ2匹でお互いに嗅ぎ合えば 「自己完結」 できるだろうに、なぜかそれはせずに真熊の降臨をひたすら待ち続けるのだ。

チワワのみをピンポイントで魅了するような特殊な成分でも発しているのか。
とにかく2匹の興奮度は常軌を逸している。
ましてや、たった今顔を合わせた初対面同士だというのに。

完全に菩提の異常なフェチズムが感染してしまった “たま” 。
ウィルス性の病らしい。

犬というのは、ただでさえ自分がニオイを嗅がれることを快く思わないものなのに、これだけ 「吸引」 の如く嗅がれ続ければ、いくら温厚な真熊でも怒りが沸いてくるものだ。

その後、場所を移動してみるも、菩提の攻勢は変わらない。
むしろ、勢いを増してきている。
これがヒトであったら、不純物ゼロの変態だ。

当然、真熊もキレる。
恐らく、真熊以外の犬でも同じ反応だと思う。
真熊の器が小さいわけではない。

それでも、ほんの一瞬でも真熊が隙を見せようものなら、すぐにドッキングだ。
周囲の大人たちすら完全に引いてしまう異様な光景。
カディ夫妻もバツが悪そうだ。

かれこれ7年間真熊と暮らしているが、こんなに歯を剥いて怒ることなど過去にはなかった。
それくらい、真熊を怒らせる菩提のしつこさ。

もはや制御不能。
変態街道一直線だ。
もう一度言うが、ヒトであったら完全に身柄をしょっ引かれる行為である。

温厚な真熊。
参加者の皆さまからの撮影要望に、しっかりモデルとして対応し続けていた真熊。
そんなこの日一日の頑張りを一瞬で台無しにするくらい怒らせる菩提の変態ぶり。

確信犯なのか、単なる天然なのか、菩提のそもそものポテンシャルが謎だ。
ヒトで言えば、「著しく空気の読めないヤツ」 なのか。
それとも、「天然を装った計画的な変態」 なのか・・・・・

一つだけ確実なのは、多少怒られてもキレられても、まったく懲りないということだ。

小一時間して、ようやくニオイを嗅がなくなったと思ったら、今度は真熊をガン見し始める菩提。
至近距離から穴が開くほど見つめ続ける。

真熊が位置を変えても、糸でつながっているかのように視線はロックオンのまま。
まばたきもせずに見つめ続ける。
いろんな意味で変態の要素が多いのか。

眼球が落っこちるんじゃないかというくらい、目を見開いてでもガン見。
ボビー・オロゴン以上ではないかというレベルの目の見開きようだ。
嗅覚だけでなく、視覚でも真熊を堪能しているのだろうか。

こうして、単に真熊にストレスだけを与えつづけて帰路に就いた菩提。
ちなみに、“志熊” が近寄ったときにはキレていた。
真熊と志熊、ビジュアルは一緒なのに、菩提の中では何かが違っているのだろうか・・・・
楽しかった一日の終盤に、三年分くらいの怒りを見せることになった真熊 ―――

真熊のことが好きなのか、真熊のニオイが好きなのか。 謎の多い菩提・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
カディも変態の要素が多いけど、菩提はその遥か上をひた走っている。

| 熊猫犬オフ会 | 07:16 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑