猫たちの病院馴れ具合
「最初で最後の熊猫犬オフ会」 に、本当にたくさんのエントリーをいただき、ちょっと心配になってきましたが、誠にありがとうございます。 局長です。
――― さて、昨日のつづき。 真熊たちを動物病院へ連れて行った日のお話。

真熊の問診とワクチン接種が無事に終わり、次にキャリーから出されて診察台にセッティングされたのがコイツ。
ストレス猫にいな。

辺りを見回し、すぐにここがどこだか理解できたようだ。
さすがは、年齢的に我が家で最も通院回数が多いだけある。
手馴れた感すらある。

猫界広しとはいえ、「病院馴れ」 というジャンルにおいては、恐らく上位に入れるくらいのレベルではなかろうか。
まったくもって動じる様子がない。

口内検査も、微動だにしない。
俺も、保定する必要すらない。
動物看護師にとっても、もっとも手の掛からないタイプではないだろうか。

聴診器による問診など、にいなにとってはクールダウンのようなものだ。
むしろ、心拍数すら自分でコントロールしているのかもしれない。
奥ゆかしさすら感じる。

最後に、ワクチンを接種。
これに至っては、もはや気付いてすらいない。
診察台に乗ってからここまで、ぴくりとも表情を変えていない点にも着目してほしい。

まるで、毎日のルーティーンをこなすかのような落ち着きと慣熟具合。
家では “スプレー” で俺を困らせるくせに、ここでは獣医師を一切困らせない優等生。
「内弁慶」 の逆パターンなのだろうか・・・・

こうして、真熊に続きにいなのワクチン接種も終わったところで、待合室へ戻って会計待ち。

最近は、先生(獣医師)の奥さんである看護師さんがいないせいか、真熊もここでの表情が冴えなくなってしまった。
きっと、あの看護師がいないのなら、ここは 「好きではない場所」 になってしまったのだろう。

それを象徴するかのように、俺の会計処理が終わると同時に、えらく嬉しそうな顔をして飛び上がった。
一分一秒でも早く、ここから帰りたいらしい。
しかし、俺にとってこれは本日の前半戦の終了でしかなかった・・・・

同じ日の16:00、俺はキャリーを持って再び待合室にいた。
この中にいるのは、にいなではない。
別の動物だ。
我が家の紅一点、稚葉 ―――

ただでさえ警戒心の強いコイツは、まず捕まえてキャリーに入れることすら苦労させられる。
16時からの予約に対して、我が家では15時から大捕り物が繰り広げられていたのだ。
にいなの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい。

診察台に乗せてからも、まぁよく暴れてくれるおかげで、写真などまったく撮ることができなかった。
稚葉も、この日はワクチン接種が目的。
昨年患っていた口内炎も無事に治っており、体調は万全なようだった。
それは良かったが ―――

真熊・にいな・稚葉、計3匹のワクチン接種は、当然のように俺の財政を圧迫するのであった。
一ヵ月後には、再び真熊のフィラリア検診。
つい先日は、同じく真熊の狂犬病予防接種。
この金食い虫どもが・・・・・
やたら病院馴れしたにいなと、大暴れの稚葉、そして懐(ふところ)を直撃される俺に―――

寿喜のワクチン接種時期が異なって
いるだけでも助かるぜ… 金欠だ。

いつもアリガトウございます m(_ _)m
マジで励みになってます!
【今日の一言】
オフ会にエントリーされた方は、一つ前の記事にて告知したメールアドレスからのメールを受信できるよう設定ください。

| 日常 | 00:56 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑