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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2014年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年04月

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稚葉の一周年 [後編]

皆さま、こんにちわ。

気が付けば3月も最終週。 社会人の方々は決算でえらい大変な時期でしょう。 局長です。
学生たちは春休みに突入したのだろうか。 新学期にそなえて充電しておくといいですよ。



――― さて、昨日のつづき。 後編である。


20140324_稚葉11

手負いの野良猫を保護し、“稚葉”(わかば)と名付けて我が家で育て始めてから、一周年。

細身でツリ目の三毛猫だった彼女も、気が付けば丸顔で穏やかな表情に。
ずいぶん飼い猫らしくなってきた。



20140324_稚葉12

ここが稚葉のお気に入りの場所。

ほんのり温かいせいか、ファンヒーターを運転中は必ず乗っかっている。
この辺りは野良時代に鍛えた、暖かい場所を見つけ出す嗅覚だろうか。



20140324_稚葉13

あとは、俺の足の上。

そこに先客がいようとお構いなしだ。
人肌の温もりを知ってからというもの、俺が横になると必ず乗ってくるようになった。



20140324_稚葉14

お腹が空けば、お皿の前で無言の催促。

一年前までは、ゴミを漁ったり、猫好きの人にエサをもらったりと、その日その日を必死に食いつないでいたのだろうが、今では 「待ってればメシが出てくる」 という環境に完全に馴れてしまっている。



その、記念すべき一周年となった3月23日の日曜日―――


20140325_墓参り1

俺は、ある場所へと向かった。

小高い丘の上にある開けた場所。
しっかりと整備された芝生が広がっている。



20140325_墓参り2

とあるペット霊園の中にある合同慰霊碑。

そう、一年前に稚葉を保護して病院へ連れて行ったとき、俺の不注意で稚葉が身ごもっていた5匹の赤ちゃんに気付かず、殺してしまったのだ。



20140325_墓参り3

堕胎という形になってしまった赤ちゃんたちは、病院からこのペット霊園に引き取られて供養していただいていた。

本当は稚葉を連れて来てあげたかったのだが、未だ脱走癖があるので、危険が大き過ぎて断念。
代わりに真熊にお参りしてもらった。



20140325_墓参り4

そして、一年が経過したことで、俺も決意を新たに、生まれてくることができなかった5匹の赤ちゃんに誓った。

稚葉は里子には出さず、俺の手で彼女の生涯を面倒見てゆくと。



20140325_四兄妹1

稚葉が来た当初は、先住の動物たちは3匹とも拒絶反応を示し、それぞれが激しいストレスに見舞われていた。

このままでは、みんなが不幸せになってしまうと思い、里親さんを探していた。



20140325_四兄妹2

しかし、一年経った今のこの光景を見れば、それはもう無用な心配だという確信がもてた。

まだまだぎこちないが、4匹はちゃんと兄妹になろうとしていると思う。
だから俺も、先住の3匹と同じように愛情を注いであげなくてはならない。



20140325_四兄妹3

ということで、俺にとっては初の娘。
これからも大切に育てていこうと思う。

きっと、もっと4匹は仲良くなれると思う。 多分・・・・・




ひょんなことから妹ができてしまった3匹のオスと、娘ができてしまった俺に―――


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【今日の一言】

これまで稚葉の里親をご検討いただいた、すべての皆さまに心より感謝を申し上げます。
 

| 稚葉 | 01:11 | comments:24 | trackbacks:0 | TOP↑

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