稚葉の一周年 [前編]
毎日が春の陽気で、ノーマルタイヤに履き替えるタイミングを計りかねている局長です。
完全に春ですが、本当にもう雪は降らないのだろうか・・・・
――― さて昨日、3月23日は我が家にとってメモリアルデーであった。

この我が家唯一のメス、三毛猫の “稚葉”(わかば)がやって来て、ちょうど一年だったのだ。
一年前の冬、首から血を流した状態で我が家の庭に出入りするようになった稚葉。
その頃は、庭を芝生にしようと 「玉砂利の撤去」 作業の真っ最中だった。

そこから一ヵ月半もの時間を要して距離を縮め、3月23日の夜、すり寄ってきたところを捕獲したのだった。
病院へ連れていくために。

保護、そしてケガの処置から3週間ほど経った頃の稚葉。
改めて見てみると、今よりずいぶん細い。
表情もシュッとしていて、まるで別の猫だ。

この一年で、完全に顔から緊張感が消え去っている。
顔も体型も、油断しきった感がにじみ出ているではないか。
まん丸だ。

最初に心を開いた相手は、にいな。
完全に心を開いているわけではないが、自ら近寄っていくようになった。
でも、にいなは未だ対応に困惑している。

そして、我が家に来た当初、最も敵視していた相手が真熊。
恐らく犬と接した経験がなかったのだろう。
とにかく真熊が近くを通るたびに、“猫パンチ” の構えをしながら威嚇していた。

そんな真熊も、自分には害を及ぼさない相手だと、ようやく理解できたらしい。
最近では、暖を取るためだと思うが、自分から寝ている真熊の元へくっ付いていくようになった。
でも、真熊は未だ、稚葉が近付いてくると固まっている。

一方、未だに仲が悪いのが寿喜だ。
お互いに嫌い合っている。
しょっちゅう小競り合いをしている。

そうかと思うと、こうやってくっ付いている時もある。
敵なのか味方なのか、お互いにどう理解しているのだろうか。

それでも、ケガをするような本気のケンカをしないだけ安心している。
多分、「好きではないけど、大嫌いというわけでもない」 くらいの存在なのだと思う、お互いに。
稚葉がこうして甘えることもあるし。

とはいえ、やはり他の3匹の間にあるような信頼関係にも似た絆はまだない。
“兄妹” という間柄にはなれていないようだ。
これには、もう少し時間がいるかな・・・・
もう一日だけつづく!
早いもので、我が家に来てから一年が経過した、野良猫出身のおてんば娘に―――

“紅一点” なんて呼べない問題児だけど
少しずつ女の子らしくなっているような…

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
また一週間が始まりますな。 毎週、週休3日だったら嬉しいんですが・・・・
| 稚葉 | 01:14 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑