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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2014年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年03月

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罪と罰

皆さま、こんにちわ。

いよいよ関東地方の気温が少しばかり上がります。 そう雪を溶かしてくれるのだ。
天然の冷蔵庫と化した我が街を、元の姿に近づけてくれ。 局長です。



――― さて、いよいよ佳境へ向かいつつある第二回 「熊猫犬合宿」 レポート。


20140225_夜更けと夜明け3

【前回までのあらすじ】

宴会の終盤、うっかりイスに座ったまま寝落ちしてしまった俺に対し、その気品に満ちた顔へ殴打や落書きを始める 「ミス熊猫犬日記」 2位と3位の二人。
結局、俺は最後まで目を覚ますことなく、敷かれた布団に身を沈めたのであった。




20140225_夜更けと夜明け6

目を見開いたまま熟睡する俺を見て、少し反応に困っている真熊。
(実際は目を閉じている)



20140225_夜更けと夜明け7

無理もない。
毛深い犬の世界では、まず有り得ないシチュエーションなのだから。



20140225_夜更けと夜明け4

その横で、「問題行動のデパート」 の異名を欲しいがままにする、しかめっ面ポメラニアン “くり坊” がまどろんでいた。



掛け布団の色と同化している。


20140225_夜更けと夜明け5

布団に目鼻が付いているみたいだ。
“ぬりかべ” や “一反木綿( いったんもめん)” を連想してしまう。



こちらには、我々のコテージに迷い込んでしまった野生動物が。


20140225_夜更けと夜明け1

と思ったら、“サヨ” ちゃん宅の、ペットに帰化したタヌキの “ココ” だった。

ココは、サヨちゃんよりも彼氏の “犬(ケン)ちゃん” に懐いているらしく、常にその姿を目で追っている。



20140225_夜更けと夜明け2

それを見て、いつも少し切なげな顔をしているサヨちゃん。



そして夜も更け、やがて陽が昇る。
夕べがあり、朝があった。 第二の日である。 ※ 映画 『天地創造』 より


20140225_夜更けと夜明け8

この時点で、すでに俺の顔は、元の小ぎれいな紅顔に戻っていた。

夜が明ける少し前、尿意をもよおして目が覚めた俺は、洗面所の鏡を見て自分の醜態に気付いたのだ。



大慌てでハンドソープで洗い落とそうとするも、これがどうにも落ちない。


20140223_人間キャンバス3

「まさか、掟破りの油性マジック?」 という懸念も浮かんだが、根気強く擦り続けていると、落書きが 「落ちる」 というより 「剥がれる」 感じで落ちていった。



20140225_夜更けと夜明け9

「一体誰が! 許すまじ・・・」
と思ったが、すぐに誰の仕業かが分かった。

頬に 「くり坊♥LOVE」 と書いてあった。



20140225_夜更けと夜明け10

他のメンバーは、まるで何事もなかったかのように、朝食のカップラーメンをすすっていた。

俺もこの後の復讐に備えて、とりあえず空腹を満たすことに。
シーフード味のビッグサイズをかっ込んだ。



20140225_夜更けと夜明け11

すると、“チップ” は俺の残り香がたまらないのか、さっきまで俺が寝ていた枕に顔を埋めていた。

匂いフェチなのだろうか。
それとも、オスのくせに俺からにじみ出るフェロモンを受信してしまったのか。



20140225_夜更けと夜明け12

真熊はというと、またも “チップ家” の反抗期の息子に寄り添っていた。

校舎のガラスを壊して回ったり、盗んだバイクで走り出したりすることを夢見る少年の多感な思いを、犬なりに感じ取っているのだろうか。



そして、お腹も満たされたところで、復讐のターゲットをロックオン。


20140225_夜更けと夜明け13

しかし、ちょっと様子がヘンだ。
なんと、この日の朝から熱を出して倒れ込んでいるというのだ。

やはり神は見ていたのだ。
そう、バチが当たったのだ。




とはいえ、振り上げた拳をどこにぶつければいいのか分からなくなってしまった俺に―――


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 人の顔を殴打したり落書きしたりした数時間後に
 高熱を出す。 そう、神はすべて見ていたのだ。


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【今日の一言】

ソチ五輪一色で、プロ野球のオープン戦のニュースがまったく入ってこない・・・・
 

| 真熊お出掛け | 02:23 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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