寿喜の5周年
昨夜はやはり帰宅が午前様になってしまい、千寿の命日を偲んであげられなかった局長です。
それはそうと、千寿に関するたくさんのコメントもありがとうございました。
――― さて、毎年この日は二日連続で思い出に浸ることになる俺。

そう、千寿の命日の翌日は、寿喜と出会った日なのである。
前日に息を引き取った千寿を火葬場に連れて行く直前に、“隣のお婆ちゃん” に無理やり保護させられた野良猫。
それが寿喜。
一枚目の写真は、保護した5日後。

怯えて押入れに立て篭もっていたものの、ようやく出てきて俺に近付いて来た頃の寿喜だ。
そして、近所に 「迷い猫、保護しています」 の案内を貼りまくって、飼い主がいるのならと連絡を待っていた俺。
なかなか野良猫気質が抜けなかった寿喜。

水で戻していた切り干し大根を口いっぱいに咥えてキッチンから逃走した時の姿は、今も脳裏に焼き付いている。
とにかく、食べられる物は食べられる時に食べる。
常に食べ物を狙う習慣はなかなか抜けなかった。

そんな寿喜だが、真熊とは早々に仲良くなっていた。
“稚葉”(わかば)の真熊に対する拒絶ぶりを見ても、やはり寿喜は犬と生活していた期間が確実にあったのだろう。

顔も目も真ん丸。
人にも猫にも犬にも物怖じしない。
間違いなく飼い猫だった期間があったらしい寿喜。

しかし、寿喜を保護してから、俺はある苦労を背負い込むこととなった。
そう、にいなの “スプレー” 。
縄張り意識か、ストレスか、にいなが突如としてスプレーをするようになってしまった。

正直、にいなのスプレーが始まった頃は、無理やり保護させた隣のお婆ちゃんに対して、恨みにも似た感情を抱いていた。
「おかげで俺の生活がメチャクチャだよ」 という抗議の感情だ。
でも、今は逆に感謝している。

よくぞ、この猫を見つけ出してくれたものだと。
そして、俺に引き合わせてくれた事実に。
おかげで、にいなに疎んじられていた真熊も、常に寿喜と一緒にいるようになった。

気が付くと、いつも一緒にいる真熊と寿喜。
血の繋がりなんかなくても、十分に兄弟をやっている2匹。
(どっちが兄の意識か分からないが・・・・)

ということで、ここまでは寿喜が我が家にやって来て一年以内の画像。
恐ろしい勢いでファミリーに馴染んだ上、野良猫出身とは思えない緊張感のなさを如何なく見せつけるようになっていった。

そんな寿喜が我が家の一員に加わって、今日で丸5年。
これまた、あっという間だった。
彼の天然ぶりには、俺も日々癒しをもらっている。

本当は、真熊と同じくらい寿喜のことも書きたいのだが、いかんせんカメラ目線をできないので、なかなかいいショットが撮れない。
それでも、真熊同様に今後とも寿喜も応援してやってくださいね。
ひょんなことから我が家の一員になった当時の寿喜と、現在の緊張感のない寿喜に―――

今ではようやく真熊のしつこさを知った
寿喜。 それでも仲良くやっているが…

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
(あとで更新します)
| 寿喜 | 08:00 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑