稚葉のその後
土曜日をほぼ丸々ムダにしてしまった局長です。
せっかくの三連休を一日ドブに捨てた感じで、後悔と自責の念に駆られています・・・
――― さて、本日は昨日の流れから、久しぶりに元野良猫 “稚葉”(わかば)の近況を。

早いもので、稚葉が我が家にやって来て丸7ヶ月が経過した。
不思議なもので、今年の3月までは路上生活をしていた三毛猫が、紆余曲折を経て我が家の一員になっていた。
しかし、決して順風満帆な家族生活というわけではない。

今まであまり紹介してこなかったが、むしろ問題だらけだ。
まず最初に伝えておくが、先住動物たちとは、まったくと言っていいほど仲良くなっていない。
完全に孤立している。

生まれてからこれまで、暑さと寒さが行き交う屋外で、極度の空腹と警戒心の中で必死に生きてきたせいか、飼い猫に帰化してからは急激に緊張感が解けたのだろう。
常に俺に密着している。
きっと生まれて始めて 「温もり」 なるものを知ったのだろうと思う。

しかし、逆にそれが先住猫たちとの間では軋轢となってしまった。
いの一番に俺の上に乗ってくる稚葉。
そうなると、他の猫はまず躊躇して乗っかってこない。

意を決して乗ってきて、俺の膝やら体の上で稚葉と共存する形になっても、決して気を許してくつろぐことはない。
写真上は仲良くシェアしているように見えても、ちょっとしたはずみですぐに大ゲンカとなる。
特に、寿喜との仲が最悪である。

自分から引いてしまうにいなと違って、寿喜は決して譲らないので、常にケンカになっている。
結果として、悲しい事態に。
ついに、寿喜まで “スプレー” をするようになってしまった。
これは、我が家にとっては 「奇跡の一枚」 。

そもそも動物のカテゴリーの異なる真熊は、稚葉にとって絶対に心を開けない存在。
真熊が近寄れば、すぐに手を上げて “猫パンチ” での迎撃体勢を取るほどだ。
そのため、真熊も絶対に稚葉に近づかない。
にも関わらず、秋という寒さのためか、このような奇跡が。

毛布の上で寝ていた真熊に、そっと近づき隣で丸くなる稚葉。
単に毛布を使いたかっただけだろうが、真熊のとなりに自分から行っただけでも大きな進歩だ。
にいなは間違っても、その輪に入ることはないのだが。
そのにいなも、スプレーの頻度が3倍に増えた・・・・

初めてのメスが “紅一点” になるのではという俺の淡い期待は早々に裏切られ、スプレーによる激臭が常に漂う最悪の居住環境になってしまった我が家。
これは、今年1月の写真。

仲が悪いなりに、なんとか共存できていた猫2匹も、稚葉の登場により、我が家はくつろげる家ではなくなってしまったらしい。
とくにデリケートなにいなは、体調不良につながる可能性もあるので、寒くなってきた最近は、日中だけ2階の寝室とベランダに隔離するようにしている。
にいなも、その方がくつろげるらしく、スプレーは少し治まった。
ようやく、くつろげる 「自分の家」 を手に入れた稚葉だが、まだまだ問題は山積み。

なんとかして、4匹全員がくつろげる空間をつくってあげなければ。
当分、苦労は続きそうだ。
食生活が安定したせいか、体重も増えて顔も丸くなってきた稚葉の姿に―――

実は寿喜も案外デリケートである
ことを最近知った俺。 意外すぎる。

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
あと小一時間後に、俺と巨人の戦いが始まる・・・・
| 稚葉 | 16:54 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑