とあるお宅で人妻と…
早いもので、もう10月! こないだ 「謹賀新年」 とか言ったと思ってたのに。
このペースで月日が流れると、あっという間に40代すら終わってしまう局長です。
――― さて、ネタが枯渇していた当ブログに久々に長編シリーズの予感が!

ということで、昨日のつづき。
末広がりに膨張したモフ毛をシャンプーして、ドライヤーとブラッシングで整えて一回り小さくなった真熊を愛車の助手席に乗せた俺は、ある場所へと向かっていた。
そして、某駅前の高層マンションへ。
二重のオートロックをすり抜けて9階まで上った俺は、ある部屋の呼び鈴を鳴らしてみた。

すると、ドアが開くと同時に、中から弾丸のような勢いで黒い生き物が飛び出してきた。
あまりに一瞬のことで、目視では捉えきれなかったが、すぐにUターンしてきて俺の足元で忙しなく飛び跳ね始めた。
どうやら黒いウナギみたいな犬。

そう、“菩提” 。
これまで何度か登場している眉毛付きチワワの菩提(ぼだい)だ。
つまりそれは、ここが “カディ” 邸であることを意味している。

完全に興奮状態に陥って、もはや制御不能になっている菩提をなんとか室内に押し込み、俺も上がらせてもらう。
奥さんの “カナちゃん” が、菩提の異常なまでのハイ状態に恥ずかしそうな顔をしながら俺を迎えてくれた。
ちなみに、真熊もカナちゃんを見るや否や、興奮のスイッチがONになってしまっていた。

しかし、肝心のカディはいない。
なんでも、俺が来ると分かっているのに、向かい側の雀荘で麻雀に興じているという。
当然、徹夜の予定で。

つまり、密室に人妻と若い独身男性が二人きり。
(興奮した犬が2匹ほどいるが)
なんて卑猥な!
なんて破廉恥な!

ましてや、えらくキレイで品のいいマダムと、落ち着き放った紳士的で若い男。
このシチュエーションで何も起こらないというのが奇跡に近い。
互いに理性的な人格者であることが幸いしていた。

その前に、真熊がカナちゃんにマンツーマン・ディフェンスだったことも幸いしていたらしい。
俺も菩提も、まったくカナちゃんに近づけないくらいの鉄壁ぶりだった。
というわけで、明日もつづくよ!
図らずも密室で二人きりになった男女と、夏祭り以来の再会を果たした二匹に―――

こうしてネタと写真がふんだんに
あるっのて、とても幸せ♪

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
クライマックスシリーズの2位と3位が分からなくなってきましたね、マ人さん!
| 真熊お出掛け | 07:24 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑