真熊の単身お泊りツアー 2013夏Ⅱ [最終章]
思い出したかのように暑さが舞い戻ってきましたね。 そう、まだ夏は終わらないんです。
まだまだ遊び足りない永遠のティーン、局長です。
――― さて、「後編」 と称した昨日で終わりと思われた 「真熊の単身お泊りツアー」 。

3話の予定が、3話で納まらず・・・・ まぁ、テレビ業界ではよくある話だ。
ということで、「特別編」 みたいなノリで消化していただきたい。
では、新たなホームステイ先である “シロマティ” によるレポートを原文ママでお届けする。

まぐちゃんがあまりにもおとなしいから、私ったら犬ってこと忘れてた!
(; ̄ー ̄A

ようやくそれに気付き、家にあるハンカチを結んで、お渡ししたら
犬らしく振り回して遊んでくれたー!
そうよ。 あなた、犬なんだよなぁ…。
その頃、俺は―――

帰路の途中でお昼休憩をしていた。
サービスエリアのテレビで 『あまちゃん』 なるドラマを初めて見た。
そんなことはさて置き、シロマティ・レポートに戻ろう―――

かつて我が家にいた柴犬の雑種(享年17)はまぐちゃんよりもずっと大きい中型犬で
遊び道具をよく引っ張りあいしたものだった。なんだか懐かしいねぇ。
もちろんこんな昨今のペットブーム前の頃仔犬だった彼だから、犬は外に繋ぐ。
が定番でした。
名前は(べんけい)。
家族の前ではあまり愛嬌がなく、むしろ冷めていたが他人には非常な愛想を振り撒き
いい犬だとちょっとした近所のアイドル気取りの輩であった。
でもね。
飼っていた当時、やはり私、愛情を注いでいたつもり。

だって、老犬になったあんたを介護したじゃない。
後ろ足が動かないから腰のとこにタオルを通して歩かせたんだよー。
おまけにあんたの○○○を裸足で踏んづけたっ!
排泄時、申告しなさいな。って思ったけど、まぁ、仕方ない。
飼い主だからな。

でも薄情なうちのべんけいさんは忘れてしまってるかもね。
その位がいいんだ。
ずっと引きずってもらってもこっちも困る。
ずっと。最初から最期まで薄情で。
そんな先代犬がうちにはいたのだ。
まぐちゃんがうちにお泊まりに来てくれて思いだしたよ。
これも巡り合わせだわ。
べんけいさん。また近々お墓参りにいくねー。

こうして、今度はセピア色につのるノスタルジーをいきなり放り込んできた、恐るべし独自の世界観を展開するシロマティ。
ちょうどその頃、熊猫犬地方に帰還した俺は、真熊を迎えにいったのだった。
真熊はシロマティのお母上に抱っこされて出てきた。
お土産を渡し、深くお礼を申し上げ、真熊を助手席に乗せてシロマティを後にした。

真熊は驚くほど不本意そうな顔をして俺を見つめていた。
まだまだシロマティ邸にいたかったらしい・・・・
普通の犬なら、飼い主が2日ぶりに戻ってきたなら、もろ手を挙げて大喜びするものではなかろうか。
なんなんだ、この俺の歓迎されなさぶりは。
何はともあれ、ご協力ありがとう、シロマティ!
独自の世界観を見せるシロマティ・ワールドの中でもマイペースを貫いた真熊に―――

お箏とか「べんけい」とか、物語満載の
シロマティと、裸一貫の真熊でした・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
今日一日頑張れば3連休。 その次の週も3連休♪
| 真熊のお泊り | 01:11 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑