野良猫 “稚葉” の近況 [後編]
そういえば昨日は 「5.15事件」 の日だったんですね。
あれから81年、早いものですね。 なんのこっちゃ、局長です。
――― さて、昨日のつづき。 保護した野良猫 “稚葉”(わかば) の近況レポート。
あの社交性の塊(かたまり)である寿喜すら敵意をむき出しにする稚葉という存在。

四六時中ニャアニャア鳴いているからか、とにかく先住猫2匹との顔合わせや “家族化トレーニング” は上手くいっていない。
若干ではあるが、まだストレス猫にいなの方が可能性があるのかもしれない。

それでも、寿喜を迎え入れた時と比べると、かなり距離がある。
警戒心も強い。
ちなみに、最初に告知した通り、里親さん募集は継続している。

条件は、「局長宅で暮らすよりも幸せにできる人」 のみ。
我が家では、どうしても俺からの愛情が四等分されてしまうし、にいなのストレスなども悪い方向に作用する恐れもあるからだ。
現在、一名様が名乗り出て下さっているが、この状況につき、まだまだ難しい状況。
ここまでで気付いたこと。

「里親になってもいい」 と考えて下さる方がいれば、“条件” として提示はしないが、恐らく必然的に必須になるであろう事項がある。
●家に他の動物がいないこと。
●よく鳴くことを了承してくれること。

とにかく鳴く。
つまり、マンションなどの集合住宅は難しいかもしれない。
ご近所への迷惑があるため。

新米獣医師 “餡ドーナツ” によると、「これまで野良猫だったから、室内に拘束されることへのストレスで鳴いているのでは」 とのこと。
確かにそうかもしれない。
但し、何度も言うが、人に対しては他の猫以上にストレートな愛情を返してくれると思う。

きっと、彼女は愛や温もりに飢えていたのだ。
ということで、稚葉のみに愛情を注いでくれるご家庭であれば、それはそれは幸せな猫生活となるに違いない。
以上のことを踏まえて、是非ともお考えいただければと思う。

当然、里親さんが見つからなかったことを想定して、我が家でも家族化のトレーニングを継続するし、俺も変わらず最大限の愛情を注ぎ続ける所存。

にいなと寿喜も、決して仲が良いわけではないが、なんとか共存できているし、たまに寒い日は密着して寝ていることもある。
せめて、2匹とそれくらいの関係になってくれれば・・・・・

初めてのメスで 「紅一点」 になるかと期待していたのだが、思わぬ結果に動揺している俺。
逆にメスだから、どう接していいのか分からないのだろうか。
「思春期の中2」 的な感覚か。

そういえば、寿喜は 「赤ちゃん帰り」 でもしているのか、今まで以上に俺の足元から離れなくなってしまった。
まとわり付いている。
あれこれ “負のスパイラル” が発生しているのか・・・・
ちなみに、真熊とはまだ接触させていない。

稚葉を抱っこした状態で真熊と会わせてみたところ、稚葉が他の猫たちには見せないくらいの威嚇を始めたのだ。
「シャー!」 とか 「ウー!」 とか、それは激しいものだった。
犬に対しての免疫は一切ないらしい。
そんな感じで、家族化トレーニングに苦戦中の稚葉とギクシャクした局長一家に―――

そう考えると真熊と寿喜は実に仲がいい。
昨夜も激しく取っ組み合ってたし・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
またもソファで目が覚めた俺・・・・
| 稚葉 | 07:37 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑