いざ滑走開始!
昨夜は、もう2月だというのに職場の新年会があり、ましてや幹事だったので羽目を外すこともできずに、粛々と宴の運営を取り仕切っていた局長です。
――― さて、一昨日からのつづき。 熊猫犬ファミリーで雪国へ出向いたレポートである。
では一体、我々がなんの目的のために、まだ陽も明けぬ内から高速道路をひた走り、こんな雪国くんだりまで足を運んだのか。

全員準備も完了し、いざ行動開始!・・・・・の前に、ひとまず真熊と “チップ” を車に戻す。
やはり犬たちは冷蔵庫のように冷え込むであろう車中に放置かと思われるかもしれないが、それについてはまた後で。
そろそろ9:00を迎えるという頃、我々はとある場所まで移動した。

ある一点を見つめながら、静かにボルテージを上げ始める “サヨ” ちゃん一派。
林家パー子カラーが雪に映えて眩しい。
同じく、ある一箇所を見つめながら静かに気合いを入れ始める俺と球体顔 “むらも” 。

むらもは、「地球最後の楽園タヒチの海に生息するヒトデ」 をモチーフにデザインされたであろう新品のウェアに身を包み、少し不安げな表情を見せる。
そして、いよいよ活動開始。

そう、何を隠そう我々はゲレンデに来ていたのだ。
ウィンタースポーツのスキーやスノーボードを愉しむために。
北国出身のくせに、スキーもスノボも経験なしという、雪国育ちの利点を何一つ活かせていないむらもの教育に時間を割かれる俺を尻目に―――

サヨちゃん一派は一本目から全開でハッスルし始める。
“チップ家” の反抗期の息子も、この日がスノボ初挑戦であったが、それもお構いなしで犬(ケン)ちゃんとの愛のシュプールを、エッジを効かせながら描く二人。
それに比べて俺は―――

無償の初心者講習を開催していた。
本当だったら、口で言って分からないヤツには叩いて分からせるつもりだったが、体罰問題が世間をにぎわせている昨今であるため、優しく教えざるを得なかった。
しかし、このむらも・・・・・

ブーツの金具を止めるのも、リフト乗り場への上り坂を進むのも、常に同伴したマネージャーの手を借りるという甘ったれぶりを見せる。
驚くほどVIP待遇で、初めてのリフト乗車までの環境を整えてもらい、ようやく搭乗。

満面の笑みでリフトライフを愉しんでいるが、この日は5打数3安打くらいのハイアベレージで降車時にリフトを止めたむらも。
さて、一方の真熊とチップは―――

我々が本格的に滑り始めた頃に、雪の中での散歩を開始していた。
そう、この日はチップ家のママさんが、自らはスキーもスノボもせずに犬たちの世話係として同伴してくれていたのだ。
おかげで、真熊もいつものようなお留守番ではなく、初のゲレンデ同行ができたのだ。

年に一度か二度、我が家の周りに降る5cmくらいの積雪とは比べ物にならない、一面に広がる銀世界を見て驚く真熊。
それに比べてチップは―――

銀世界などなんら興味を示さず、とにかく寒いのは嫌だというアピールをするのみであった。
露骨過ぎるぞ、その顔。
つづく。
いよいよ滑走を開始した熊猫犬ファミリーと、雪景色の中で遊ぶ真熊&チップに―――

白い世界では真熊の真っ黒ボディが
驚くほど目立つのなんのって・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
今日は新宿で一日座学の講習です。 堕ちないかな・・・・・
| 真熊お出掛け | 06:28 | comments:63 | trackbacks:0 | TOP↑