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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2012年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年12月

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志熊の真実 [後編]

皆さま、こんにちわ。

明らかに風邪を引いた感がある局長です。
喉と鼻の接点が荒れている感じです。 ここ数日はベッドで寝ているのに・・・・



――― さて、一昨日からのつづき。


真熊の長男 「志熊」 を、親父の家の子として養子縁組みさせるための奮闘記を、短編小説調に文豪・局長が執筆している。


20121128_志熊の城4

翌日曜日。
10時過ぎに目が覚めた。
そういえば、ここ最近は3時間程度しか寝ていなかったし、しかもソファやフローリングでの睡眠だったため、久しぶりにしっかり寝た感じがした。

ちなみに、前夜は2時頃まで一人で飲んでいた。



20121128_志熊の城5

起き抜けで親父の用意してくれた朝食を取っていると、「ピンポ~ン」 と玄関の呼び鈴が鳴る。
親父が出ていくと、お隣の娘さんが子供を連れてきていた。
今は都内に住んでいるので、ちょうど里帰りしていたようだ。

その娘さんの声が、食事中の俺の元へも聞こえた。

「さっそく志熊ちゃん見に来ちゃいました~♪」
「この子が○○(苗字)さんちの子になるんですね~♪」


な、なに!?

昨夜は結局、明確な意思表示をしてもらっていないというのに、すでにお隣さんが志熊のことを知っていた。
しかも、親父の家の子になると。


20121128_志熊の城8

親父のやつ、今朝早くからお隣さんに報告してたんだな?
犬を飼うって。
なんのかんの嬉しいんじゃないか。


明らかに意思表示をする順番が間違っているが、とにもかくにも 「その気」 になってもらえたことが嬉しい。

お隣さんが帰った後で親父に聞いてみた。
「じゃぁ、育ててくれるんだね?」

すると、親父は答えた。
「まぁ、こんなに小さいから自信はないけどな」

自信なんてなくてもいい。
初めての飼育なんだから。
そのために俺がいるし、真熊もいる。



20121128_志熊の城6

こうして、前夜から数時間に及んだ志熊の養子縁組み交渉は、思わぬ形で 「成立」 となった。

そこからは、もはや親父への詰め込み教育だ。
俺もこの日の夕方には帰らないといけない。
親父は団塊の世代だけに、詰め込み教育には慣れている。

ワクチンのこと、狂犬病予防接種のこと、社会化期間のことなど、取り急ぎ重要なことから優先的に伝える。



すると、再び玄関の呼び鈴が鳴る。
「こんにちわ~! ヤマト運輸です!」

親父が困惑している。
「ん? 何も頼んでないけどなぁ」

それ、俺が発注した品々なのだ。
親父から了承を得ることを前提に、サークルやらトイレやらを一式 「楽天」 で発注していたのだ。
しかも、納品先を親父宅に。


20121128_志熊の城1

こうして、いろいろとアクシデントはあったものの、すべては俺の思惑通りに進み、あっという間に 「志熊の城」 が完成。

“サモママ” さんからいただいたベッドと、エサ用のお皿。
"チップ" 家からプレゼントされたカマクラ型のベッドに毛布。
チップ家に至っては、親父がこの先志熊を車に乗せて出掛けることまで想定し、助手席に固定する犬用のバスケットまで用意しておいてくれた。


20121128_志熊の城2

その他は、俺が用意した子犬用シャンプー、コームブラシ、エサ容器、おもちゃ、しつけ用おやつ、ハーネス、などなど。

フード一回分の量も、カップに見本を作り、トイレトレーニングの方法から、無駄吠え対策まで、取り急ぎ端的にレクチャー。
これは後日、マニュアルにして渡す予定。



20121128_志熊の城3

とはいえ、志熊もママや兄弟から引き離されて間もない。
昨夜は真熊が一緒に寝てくれたが、今夜からは少し心配だ。

しかし、それも想定済み。
ジョイント式サークルを余分に発注し、親父の寝室に就寝専用のスペースを作ったのだ。
親父が床へ就く時に、ここへサモママさんベッドごと志熊を入れる。
起床したら、サークルに移動させる。



こうして、当初からの計画通り、真熊の子供は、俺の父親の元へ 「ねじれ現象」 的な養子入りを果たし、この房総半島の片田舎で暮らすことが正式に決まった。


20121128_志熊の城9

真熊のように、慌ただしい都会の荒波に揉まれながら生きていくのではない。
のどかな、時間の流れすらゆっくりに感じるこの田舎で、老人とスローライフを楽しむのだ。

う~~ん、この時点で 「体育会系ポメラニアン」 路線は難しいような気がしてきたぞ。



ということで、皆さま。
志熊は俺とは一緒に暮らしません。


20121128_志熊の城7

本当は、俺がこの手で育てたかった。
だが、志熊の幸せを考えると、話は違ってくるのだ。

たとえ日中は真熊や猫たちがいるとしても、大切な社会化期間を人とあまり接することなく過ごし、夜遅くに帰る俺と束の間の抱擁をするのでは、お世辞にも幸せとは言えない。
“たれれん” 家で過ごした時間とのギャップが激し過ぎる。



20121128_志熊の城10

一方、親父との生活であれば、基本的には親父が家にいるし、用事で家を空けたとしても2~3時間程度だ。
親父を独り占めして、いろんな場所へ連れて行ってもらいながら、のんびりと過ごせる。

直接比較すると、どう考えても後者の方が志熊にとっては幸せなのだ。

毎日のブログに志熊が登場することは難しいと思うが、局長ファミリーはこれでまた強固な絆ができ上がったということで、ご理解をいただきたい。

糸冬




この瞬間、愛知県民から神奈川県民をすっ飛ばして千葉県民となった志熊に―――


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【今日の一言】

月曜日、火曜日と毎晩親父の元へ電話をしては志熊の様子を聞いている俺。
やっぱり一緒に暮らしたかったぜ・・・・
 

| 真熊の子供 | 08:07 | comments:67 | trackbacks:0 | TOP↑

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