都市伝説の鼻垂れ小僧 ~真熊の単身お泊りツアー 2012春[3]
激務・・・・ 日々激務で既に疲れもピークの局長です。
今週末こそ死んだように眠るのだ。
――― さて、去る4月7~8日のお話。
俺のプチ社員旅行に伴い、真熊は “カディ” 宅で恒例の 『真熊の単身お泊りツアー』 を決行していたのである。
日曜日。
飲みの最中で寝てしまっていた俺は、部下たちに布団へと運ばれ泥のように寝ていた。
10時過ぎに起きると、窓の外には富士山ビューの絶景が広がっていた。

この保養所はよく使うのだが、晴れていると窓からの景色が秀逸なのだ。
前日は季節はずれの雪。
そして夜が明けると、一瞬で目が覚めるほどの鮮やかな青空。

たった二日間でここまで様々な空の色と気候を愉しめるのは、むしろ幸運だと思う。
とりあえず天に感謝しながらシャッターを押した。
では、この辺でカディ本人が 「力作」 と豪語した腰砕けレポートを原文ママでお送りしよう。
四月八日am
いよいよだ!
この歓喜の歌を誰に唄えばいい?

マグマの散歩をしながら、道行く人々全員に、この思いを伝えたい。
でもそれは空の蒼さを伝えることと、同じ位難しい事なのだ。
ふと、公園のベンチに座っていると子供二人がマグマに近付いて来た。
一通りマグマに触った後、綱を貸して欲しいとねだる。

その時私は自分の無知さに、驚かされた。
力一杯に綱を引っ張る子供。
露骨に嫌がるマグマ。

「ダメ!」と怒るやいなや、滑り台に登り始めた。

記念撮影をしていたら、滑り台からマグマを滑らせようとする子供。
マグマは急いで逃げたが、子供は加減を知らないから恐ろしい。

怖い思いをさせてごめんな、マグマ。
そして都市伝説だと思っていた鼻垂れ小僧が生存していたことは何よりの収穫でもあった。
もはや、ネットで見付けたチワワに夢中になっているカディの着眼点は、一般的な視点から大きく逸脱し始めている。
でも、子供が加減を知らないのは事実だ。
ヤツらは愛玩犬をおもちゃのように扱う危険性があるから怖い。
その頃、俺は―――

朝メシも済ませ、ようやく行動を起こそうとしていた。
結構もったいぶった感じだけど、あくまでもカディのレポートに合わせて次回へ続くよ!
――― さて、寿喜の様子を。
野良猫・クロちゃんとの死闘を繰り広げた寿喜は、左目に傷を負った。
昨日のコメント欄でも書かれていたが、正面に傷があるのは向こう傷。
そう、真の男、そして戦士である証拠だ。

取り急ぎ、新米ペーパー獣医の “餡ドーナツ” に電話で指示を仰ぎながら、偶然持ち合わせていた点眼液で処置をする。
寿喜は、自身も野良出身だけあって絶対に引かない。
にいなとケンカする時も常に向かっていく。
きっと今回は、クロちゃんがいたからフレンドリーに近付いていったんだろう。
でも、よその猫との交流もない一匹狼で常に緊張しているクロちゃんは、とっさに攻撃を仕掛けたのだと思う。
実は、クロちゃんとのケンカはこれが2度目。
少し前にもベランダでやり合っている。

それでもクロちゃんが我が家のベランダに登ってくるのは、にいなや寿喜が気になっていたり、うちの窓からこぼれる灯りに何かの思いを馳せていたり、様々な理由があるのだろう。
野良猫ってのは、常にハングリーな環境下での生活を強いられているから、そうは簡単に気を緩めたり、心を許したりできないのだ。

寿喜、クロちゃんのこと恨まないでくれな。
ヤツも悪気はなかったんだ、きっと。
もはや真熊の顔など全く撮影していないカディと、別件で複雑な心境に陥っている寿喜に―――

とりあえず寿喜の目は少し良くなった
ようです。 でも、病院にも行ってきます。

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
クロちゃんは、我が家の縁側で日向ぼっこしたり、そっとベランダに上がってきたり、
きっと何かを羨ましがっている寂しい猫なんだと思います。
【被災地のペット支援のためのリンク】
■被災地入りして活動しているドッグレスキュー
>>> 『ドッグレスキュー UKC JAPAN』
| 真熊のお泊り | 03:11 | comments:192 | trackbacks:0 | TOP↑