京都弾丸ツアー ~最終章~
サッポロビールが 「麦とホップ」 の “黒” を発売してくれたおかげで、明らかに日々のアルコール摂取量が急増している局長です。
サッポロビールにクレームを出した方がいいのか悩んでいます。
――― さて、もうそろそろ締めなければならないであろう京都ツアーのお話。
いよいよ今日で最終回に(無理やりにでも)持ち込もうと思う。
これでは、さすがに俺でも飽きる。
そんなこんなで、旧前川邸を出た我々。

野口健司が切腹した物騒な部屋の前で記念写真。
写真だけでは、こじんまりした建物に見えるかもしれないが、蔵を二つに中庭も有する非常に大きい邸宅だ。

この道を挟んだ向かい側には、もう一つの屯所跡である 「八木邸」 が現存しているのだ。
ということで、八木邸へ。

新選組は、この八木邸と、先ほどの前川邸、あとは現存はしていないが南部邸などに分宿していたのだ。
大河ドラマに出ていたのは、この八木邸。
現在は、当時のご当主である八木源之烝のご子息が住まわれているが、屯所として使用されていた 「離れ」 のみ一般公開されている。

ここ、以前は公開されていなかった。
一年に数日間のみ、期間限定で公開されるようなことがあり、若い頃はそれを目掛けて訪れたものだった。
そんな八木家も、今では京都市の観光協会スタッフだかが説明員として常駐し、一年中公開されるようになった。
でも、ちょいちょい説明に 「?」 と感じる箇所もある。

近藤勇を 「こんどういさむ」 と言っていた時は、さすがに注意してやろうかと思った。
しかし、真熊のダンダラ羽織姿は説明スタッフの方々にも好評で、写真を撮ってくれたりしていた。

専属モデルやりましょうか?って交渉しておけば良かったな。
次にここは、光縁寺。

山南敬助を始め、内部静粛で切腹させられた隊士たちの大半がここに葬られている。

前回来た時には、ご住職とお話しすることができたのだが、とても毒のある面白い方だった。

過去帳の写しを見せていただいたことがあったが、「新選組」 という記述の多いこと。
きっと、次々に運ばれてくる切腹遺体にウンザリしていたことだろう。
そして、今回京都まで乗ってきた代車がこれ。
「多摩」 ナンバー。

多摩出身の浪人たちが、京都へ上洛して新選組を結成した道のりをなぞるように、多摩ナンバーの車で京都に乗り込んだ俺たち。
すごいぜ、偶然の産物。
さて、この時点ですでに日曜日の17時過ぎ。
翌日は普通に仕事。
もはやタイムリミットと思いつつ、それでもラストスパートとばかりに清水寺へ。

ここも、まだ開花もしていない桜のライトアップで、夜間拝観を実施していた。
清水の舞台も大賑わい。
飛び降りるどころじゃない人手だ。

光に照らされる桜の木の枝のみを楽しみ、京都タワーに向かって 「今度はもっとゆっくり来るからな」 と心の中で叫び、21時前にようやく帰路に就いた。
本当に慌しかった二日間だが、初日の17時に着いてから、実質28時間の滞在で
二条城 → 小粋なカフェ → 北野天満宮 → ドッグカフェ → 金閣寺 → 旧前川邸 → 八木邸
→ 清水寺 → お土産屋街
と、かなり強引な弾丸ツアーを敢行したと思う。

すごいぞ、俺。
そして、さよなら京都。
でも、次回は2泊3日くらいで、「どすえ」 とか言いながらのんびり観光したいと痛感した二日間でもあった・・・・・
ちなみに、帰宅は月曜日の早朝 4:00。
そのまま普通に仕事に行った。
ということで京都ツアーの記事へ、長い間のご愛読をありがとう。
明日からは、普通のノリに戻りまっせ。
ワケも分からず、望みもせずに弾丸ツアーを強いられた新選組の犬隊士に―――

あと3週間遅らせていれば、満開の桜に
メガヒットだったのに・・・・ 無念。

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| 真熊お出掛け | 07:39 | comments:113 | trackbacks:0 | TOP↑