狛犬になった熊犬
いよいよプロ野球が開幕しました。
それなのに我が巨人軍がいきなり完封負けを喫して俺まで出鼻を挫かれた感じの局長です。
――― さて、いつからだかの続きで、去る25日(日)のお話。
のっぴきならない事情で西へ向かう俺と、行き先も告げられずに付き合わされる真熊。
そして、行き着いた地は、ほんの150年前まで日本の首都であった京都。
前夜には二条城の 「勇み足」 すぎる桜のライトアップを見に行き、この日は未だ一度も来たことのない場所ということで、北野天満宮で梅の鑑賞としゃれ込んだ。

桜はまだ開花すらしていない京都だが、梅は咲き乱れていてキレイだった。
アマチュア・カメラマンたちによるプチ撮影会が至るところで自然発生だ。
確かに梅はキレイだが、同じ写真を撮るのであれば、俺はもう少し切り口を変えたいと考えた。

題して、『狛犬、持ち込みました』 。
ちょうど、「さっきまで狛犬が乗っていたものの逃げられちゃった」 的な石の台があったので、即興で浮かんだアイデアだ。
この高さ、大きさ、真熊にジャストフィット。

きっと神社サイドが、「狛犬を設置するのもお金かかるし、それならお参りに来た人の犬に狛犬させて経費を浮かすか」 って考えて、この “狛犬養成台” を設けたのだと思う。
神社の思惑通りみたいで少し抵抗もあったのだが、ここでヘンな反骨精神をむき出しにしたところで馬鹿ゝしいので、あえて策に乗っかってみた。
狛犬を演じた熊犬。

黒にピンクが映えるなぁ。 そして、お前は小さいなぁ。
何かは分からないが、とにかく大きな石碑の前で―――

後で知ったのだが、豊臣秀吉が洛中洛外の境界、また水防のために築いた土塁のことを 「御土居」 というらしい。
そして、またも見つけたのが、この 「狛犬養成台」 。
何やら神社サイドに操られているようだが、郷に入らばの精神で、とりあえず乗せてみた。

新選組の衣装を着た狛犬となれば、強さもひとしお。
誰もビビッて声を掛けてこないだろうささ。

乗ることに意義があるんだ。
そんなこんなで、ようやく境内を一周した俺たちは、次の観光スポットへと進むべく北野天満宮を後にした。

この衣装、どこから見ても京都に所縁のある犬だ。
とても関東の犬とは思えない。
事実、真熊は京都のブリーダーの元で生まれているので、初の里帰りって感じなのかな?
趣旨も目的も知らずに、とにかく色んな狭い台に乗せられ続けた真熊に―――

神社をしっかり守れよ!狛犬・真熊よ。
真熊の撮影中はやたらと注目されいた・・・・

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| 真熊お出掛け | 02:49 | comments:52 | trackbacks:0 | TOP↑