白銀の世界でテンションMax!
雪が大好きなあまり、積もると武者震いしてしまう局長です。
交通機関が乱れようが、北国の人に 「お前は馬鹿か」 と言われようが、好きなものは仕方ない。
――― ということで、雪が降った昨夜のお話。
その日は、俺が総帥を務める某組織の活動があり、20時過ぎにとある建物に入った。
空模様は雨だった。
約2時間の活動を終え、22時過ぎにその建物を出てみると、一体どうしたことだろう。
辺り一面、白銀の世界と化していた。

「トンネルを抜けると雪国であった」 という川端康成ばりの衝撃だった。
たった2時間でここまで・・・・・
他のメンバーは、その景色の変貌ぶりに動揺し、同時にこれからの帰路の心配をしていたが、俺はまったく違っていた。
そう、俺は三度のメシより雪が好きなのだ。

高ぶる気持ちを必死に抑え、沸々と茹で上がりそうなボルテージを僅かな理性で蓋するように、なんとか家の前まで帰り着いた。
そこには、誰も足を踏み入れていない、バージンな状態の雪が。
汚れていない、汚されていないぜ、家の周りの銀世界。
唯一の汚れといえば、たった今できてしまった俺の車の轍(わだち)だけだ。

すなわち、これ以上キレイな雪を汚さないためには、この轍の上だけを歩行しなくてはならない。
緊張するぜ、俺の銀世界・・・・
それはそうと、多彩な持ち芸とは裏腹に、室内トイレだけを覚えられなかった真熊のおかげで、こんなコンディションでも散歩に連れ出さなければならない我が家。

ということで、カッパを着せて外へ。
久々のこの光景に、さすがに動揺を隠せない様子の真熊。
普段は夜の散歩だと、どこにいるのかまったく分からない真熊だが、雪の上だとそれはそれは目立つのなんの。

例えるなら、真っ白に制覇されつつあるオセロゲームで、一つの石だけが何とか黒のまま保持できたようなイメージだ。 (余計に分かりづらいな・・・・)

そう、銀世界では街灯の光が反射するため、昼間のように明るい。
明るいのに、殊のほか静かな空間。
相対する二つの顔を見せるのも、銀世界の魅力だ。
そんな俺の愛する白銀の空間を、惜し気もなく汚すヤツが一匹・・・・・

歩きながら、所々で 「氷レモン」 のようなものを量産していたが、それでは飽き足らず、真っ白な絨毯によもやの脱糞。
雪に謝れ、キサマ!
帰宅後は、玄関のタイルに積もった雪だけを掻いておく。

ここが凍ってしまうと、タイルの質感も手伝って非常に滑りやすい、まるで凶器のようなデンジャラス・ゾーンと化してしまうのだ。
俺も何度ここで尻餅をついたことか。
そんなこんなで、ようやく室内に。

極端すぎるこの寒暖の差が心地よいのか、仰向けで腑抜けた状態の真熊に―――
お腹をコチョコチョ。

真熊にとっては、これはくすぐったいものではなく、むしろ気持ちいいらしい。
しばらく続けると、動きが完全に停止し・・・・・

表情もとろ~んとしてくる。
そして、3分もすれば―――

落ちる。
単純な生き物だ。
俺もそれくらい心地よいマッサージを受けてみたいものさ。
さて、真熊も寝たことだし、ブログを書き終わったらビールを飲もうと冷蔵庫をチェックしてみると、俺としたことが在庫を冷やすのを忘れていた。
普段なら 「ヤバイ!」 とうろたえるところだが、昨夜の俺は少し違っていた。
気持ちの余裕があった。
なぜなら―――

天然の冷凍庫が稼働中だからさ♪
家の外の雪に、おもむろにビールを突き刺して準備完了。
ブログが書き終わったら、キューっといただくぜ!
ということで、色んな意味で雪が大好きな俺でした。
めったに降らない雪だからこそ、ここまでテンションが上がってしまう俺に―――

猫たちを抱っこした状態で外へ連れ
出したら、えらく鳴きわめかれた・・・・

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
なんかコメント欄が掲示板のような盛り上がりになってますな・・・・
もはや 「局長さん」 とか 「まぐちゃん」 といった文言すら入らない書き込みだらけだ。
ちょっと風変わりなブログみたいで、面白いぞ! このスタイル♪
【被災地のペット支援のためのリンク】
■被災地入りして活動しているドッグレスキュー
>>> 『ドッグレスキュー UKC JAPAN』
| 真熊 | 02:28 | comments:69 | trackbacks:0 | TOP↑