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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2011年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年02月

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史上初? ポメラニアンによる闘犬

皆さま、こんにちわ。

昨夜はブログ更新もできずに眠りに落ちてしまいましたが、今日は万全の体制です。
それ以前に、恐らく過去最多を記録したコメント欄に驚愕を覚えている局長です・・・・・



――― さて、1月4日に野菜を届けに行ったドッグカフェ 『Smiley Smile』 レポートのつづき。


5ヶ月ぶりに再会すると、完全体のタヌキに進化していたココ。
そのママである “サヨ” さんに真熊が甘えようものなら、徹底的に吠えまくってくるジェラシー最高潮の難しいお年頃。

しかし、あまりにしつこく吠えられるもんだから、ついに温厚な真熊もブチ切れてしまった。


20120119_ポメラニアンによる闘犬1

スタンディングで取っ組み合う2匹のポメラニアン。
ファイティング・スタイルとしては、「相撲」 が最も近しい形だと思う。



賢明な読者の皆さんなら既に分かっているかと思うが、真熊の足腰は強靭である。
階段ダッシュ” で鍛え上げたその脚力は、もはやポメラニアンの規格には納まらない。


20120119_ポメラニアンによる闘犬2

アッという間にココをテーブル下までガブリ寄る。
本当の相撲なら、ここで勝負あり。



4歳の男盛りが、まだ1歳にも満たない若造にナメられるわけにもいかない。
ということで、きっちりプレッシャーをかけるも―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬3

未だ反省の見られないココ。



すると―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬4

立場や序列を体に叩き込むべく、一瞬でマウントを取る真熊。
犬の本能そのままに、2匹の間で順位付けをしようというのだ。



これにはココも反撃。


20120119_ポメラニアンによる闘犬5

再び相撲にもちこみリベンジを図るが―――



真熊は落ち着いてこれを対処。


20120119_ポメラニアンによる闘犬6

強靭な足腰でココの前進を受け止めると―――



そのままテーブル下までガブリ寄り。


20120119_ポメラニアンによる闘犬7

全盛期の横綱、貴乃花を彷彿とさせるガブリっぷりだ。



そして、きっちり追い込んだところで―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬8

再びマウントで序列を叩き込む。



これが延々と繰り返される。

不思議なことに、2匹の間には 「噛まない」 、「吠えない」 といった暗黙のルールが出来上がっており、スタンディングの相撲スタイルを絶対に崩さない。
互いにそのルールに準じて戦い続けるのだ。


20120119_ポメラニアンによる闘犬9

犬の世界にも存在するのか、「スポーツマンシップ」 という美しい考えが。
もしくは、「武士道」 。



とはいえ、勝負の結果は―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬10

何度やっても真熊の圧勝に終わる。

だが、それは当然であり、まったくもって不思議な結果ではない。
なぜなら真熊は幼少期から “格闘猫にいな” に戦いを挑んでは瞬殺される、といった過酷な修練をかれこれ4年間も続けているのだ。

戦いのキャリアという下地が、そもそもココとは違い過ぎているのだった。



にも関わらず、負けても負けてもぶつかってくるココ。
その根性は見上げたもんだ。


20120119_ポメラニアンによる闘犬11

しかし、さすがに10連敗以上もすれば、サヨさんの表情も少しずつ険しくなっていく・・・・



この2匹の戦いが始まった頃は笑顔で応援していたものの―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬12

もはやその笑みは完全に消え去り、同じ負け方を繰り返すココに苛立ちすら感じているようだった。



20120119_ポメラニアンによる闘犬13

店内に戦慄が走るような凄まじいプレッシャー。

もはやココの敵は、目の前の真熊だけではなくなっていた。
プレッシャーという見えない敵との戦いも始まっていたのだ。



しかし、哀しいかな―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬14

体育会系で、且つ格闘技キャリアの長い真熊には、どんなに頑張っても勝利することができない。
面白いようにマウントを取られ続けるココ・・・・・



結局、サヨさんからのプレッシャーに怯えながら必死に戦うココであったものの―――


20120119_ポメラニアンによる闘犬15

当のサヨさんは、勝てないココの姿に飽きてきたのか、どう見ても眠そうな様子であった。

こうして、最終的には真熊の15勝0敗という圧勝で終わった2匹の戦い。
恐らく史上初なのではないだろうか、ポメラニアン同士による “闘犬” は。

もはや闘犬は土佐犬だけの文化ではなくなったことを証明した2匹なのであった。




土佐犬の闘犬をヘビー級か無差別級とすると、フライ級くらいに当てはまる真熊とココに―――


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 負けても負けても立ち向かうココは
 輝いていたぜ・・・・ あとは戦い慣れだ。
 


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【今日の一言】
ドッグカフェでの衝撃的な出来事というのは、この “ポメラニアンによる闘犬15番勝負” という非日常的な事件のことでした。

期待外れでした・・・・・・?



【被災地のペット支援のためのリンク】

■被災地入りして活動しているドッグレスキュー

 >>> 『ドッグレスキュー UKC JAPAN

| ドッグカフェ | 01:45 | comments:32 | trackbacks:0 | TOP↑

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