そこそこの紅葉とその後の悪夢
今日が一体なんの日かお分かりだろうか。
そう、元ビートルズのジョン・レノンの命日である。
彼がこの世を去って、早いもので31年。
ジョン・レノンを知らない若造は、ここを見てみよう! >>> クリック
――― さて、高尾山ツーリングレポートのつづき。

基本的には終始真熊を抱っこしていたが、時折腕が疲れた時はこういうスタイルだった。
「背面有袋類」 。
世間ではこう呼ばれている。 ← ウソです

とにもかくにも両腕をフリーにしたい時は、ここに入れちゃうと便利なのだ。
さて、その高尾山頂上は―――

どこへ行っても人・人・人・・・・・
展望台らしき、柵のあるエリアに行っても―――

フリーキックの 「壁」 の如く人・人・人・・・・・
山頂からの眺めなんて、まったく楽しめたもんじゃない。
しかも、みんな登山とはかけ離れたラフな格好だし。

人のいない場所で写真を撮ろうとすると、こんな雑木林のような背景になっちまう。
風情も何もなし・・・・・
でも、ここら辺なら真熊を下ろせそうだ。
ようやく、この日初めて高尾山に降り立った真熊。

挨拶代わりのウンウン放出。
山という壮大なシチュエーションがそうさせるのか、マーキングの手段も大胆になっている。
その後、頂上を隅々まで徘徊してみると、ごくわずかな紅葉スポットを発見した。

山麓はけっこう紅葉していたのに、山頂に進むにつれてなぜか緑が増えていたのだ。
だから、この朱の世界はここでは貴重だ。

紅く燃ゆる山と、40近い30代のオッサンと、無彩色のポメラニアン。

朱に橙色も加わり、さらに趣を増す木々の紅葉と、
加齢臭も強まり、さらにオヤジっぽさを増す30代の男と、
アンダーコートも濃くなり、さらに厚ぼったさを増す黒いポメラニアン・・・・・
風情と、それを打ち消す存在のアンビバレンツなコラボレーション。

オールシーズン真っ黒です。
そんなこんなで、頂上に着いてから30分もしないうちに辺りは寒さを増してきた。
もうじき陽も暮れるし、そろそろ下りようかと考え始めたのだが、ふと俺の脳裏をある不安がよぎったので、こんな写真を撮っておくことにした。

周りがラフな格好の輩ばかりなので、高尾山を知らない人たちから見ると、
「局長、本当に山頂まで行ったのか?」
などという有らぬ疑いをかけられるのでは? と思ったのだ。
そこで、とある表示をバックに写真を撮ってみた。

ほら!
ここは誰がなんと言おうと山頂なのだ。
この後、リフトとケーブルカーの下り乗車口に行ってみると、当日分の整理券は売り切れたという衝撃の事実を告げられ、まさかの徒歩下山を余儀なくされた。
さらに下山中に完全に陽は落ち真っ暗に。
追い討ちをかけるように想定外の雨が降り出した。
幸い小雨ではあったものの、ようやく山を下りきった頃にはビショ濡れだった。
しかしバイクで来ていた俺たちは、そこからさらに濡れながら家路を急ぎ走行した。
きっと、これがマイコプラズマ肺炎の快方を遅らせたのだと思う・・・・・
紅葉を見るためのツーリングが、散々な目に遭っただけに終わった俺たちに―――

帰宅後は濡れた服を脱ぎ捨て、風呂が沸く
までヒーターの前にへばり付いていた。

いつもアリガトウございます m(_ _)m
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【今日の一言】
ジョン・レノン射殺を伝えるテレビのニュースは、幼心に覚えている。
母に 「これ誰?」 と聞いたのだった。
【被災地のペット支援のためのリンク】
■被災地入りして活動しているドッグレスキュー
>>> 『ドッグレスキュー UKC JAPAN』
| 真熊お出掛け | 00:15 | comments:13 | trackbacks:0 | TOP↑