田舎レポート [Vol.4] ~最終章
そう、今日も田舎レポートのつづきです。
でもご安心を。
なぜなら今日が最終章だからです・・・・
そんな田舎滞在最終日の夕方、真熊のお散歩に出る。

ホント、涼しくていい気分だな。
そして、あぜ道から少し草むらに入って写真を撮ってみたのだが―――

なんて風景だ、これは・・・・
フィリピンあたりのジャングル地帯にしか見えないぞ。
マラリアとかにかかりそうだ。
そして、小坊主と真熊が歩く姿を後ろから眺めながら俺も歩く。

なんか、『初めてのおつかい』 の一コマみたい。
さしずめ小坊主が兄で、真熊がその弟。
人と犬なのに・・・・
そんなことを一人で感じていると―――

はいはい。
先に行ってていいのに。
前に回り込んでも、やっぱり兄弟チックだ。

二人(匹)とも天然系だし笑顔だし。
散歩から戻ってきてからは、姉ファミリーも俺も帰り支度に精を出す。

そう、帰るんだよ。
真熊だけ連れてくる時は大したことないんだが、さすがに三匹連れてくると荷物も多い。
それぞれの猫トイレやら、大型ゲージやら、ゴハンやら容器やら。
『母をたずねて三千里』 に出てきたサーカス団のように荷物をまとめて車に積み込む。
そして、ひと段落して新聞を開くと―――

見るのが辛くなる記事が、5段2/3(広告用語)のスペースで目に飛び込んできた。
アライグマが全国各地の寺院などの文化遺産に住み着いて、爪で柱に傷つけたり、
糞尿被害をもたらしたり、子供を繁殖したりと、様々な被害を及ぼしているという内容。
ゴメンよ、全国の寺院の住職たち。
ヤツらも生きるのに必死なんすよ。
でも可愛いヤツらなんす。
悪いのはヤツらじゃないんす。
育児(飼育)放棄して、ヤツらを棄てた無責任な飼い主が悪いんすよ。
『あらいぐまラスカル』 の主人公スターリングがその最たるもんですよ。
ここへ泊まりに来る際は、千寿を一人家に置いてくるわけにはいかないので、
必ず遺影を持ってくるようにしている。
こんな記事を読みながら、その千寿の遺影を車に運ぶ俺は非常に複雑な思いだ。
日本の皆さん、そんなにアライグマを嫌わないでやって下さい・・・・
さて、荷物を積み終えたところで、親父と姉ファミリーと共に、近所の和食屋さんへ夕飯に。
俺は海老フライ定食を。
姉たちはお刺身定食(上)を。
それぞれ海の幸を堪能し、腹ごしらえをしたところで帰路に就くことに。

数日間一人で動きまくっていた親父は、気が抜けちゃわないか心配だが、
これでまた、いつもの落ち着いた生活に戻って、ゆっくり休んでほしい。
オカンの遺志を継いで始めた陶芸クラブと、毎日のウォーキング、畑仕事と、
それなりに忙しくも充実した日々を送っているようなので、俺や姉も少し安心している。
とはいえ、オカンのように不慮の出来事が突然襲ってくることもあるので、
俺も出来るうちに親孝行をしておかねば。
オカンの時と同じ後悔はもうしたくないし。
とにもかくにも親父よ、ありがとう。 お疲れさま!

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| 真熊お出掛け | 02:08 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑