急がしサタデー夏祭り
(ちなみに 8/7は “のび太” の誕生日らしい・・・)
諸々の準備をして家を出ようとする俺を、玄関先まで追ってくる真熊。

仕事に行くわけではないのは分かっているらしい。
厄介なのは、自分も連れて行ってもらえると確信しているこの笑顔だ。
そして、ストレス猫[にいな]もやって来た。

非常に言いづらいんだが・・・・
今日のお出掛けは俺だけ。
すなわちお前はお留守番!
それだけ言い捨てて、ダッシュで家を後にした俺・・・・
真熊よ、すまん!
そして、この日は電車で職場へ。
(いつもは車で通っている)
着くや否や何かを混ぜ始める俺。

Q.さて、何を混ぜているのでしょうか?
その後、先ほど混ぜていたものを、おもむろに焼き始める。

Q.さて、何を焼いているのでしょうか?
久しぶりに画面に登場の、ご存知 “モスキート” 。
『真熊の単身お泊りツアー』 で、真熊のお泊り先を担当している豪腕娘だ。

そんなモスキートも俺と同様に何かを焼いている。
Q.しつこいようですが、何を焼いているのでしょうか?

そう、クレープでやんす。
次に、バナナと生クリーム、チョコソースを入れて巻いて包んで、試食してみる。
試食段階だっていうのに、モスキートは早くも奥義である “2丁食い” を披露。
牛飲馬食って感じの豪快さだ。
――― とにかく、この日の俺たちは時間に追われていた。
集まった6名のメンバーで、3人に分かれて生地を焼き、交代で昼食を取る。
しかも、ここは技術センターの作業場である。

さて、なんら意味はないけど、「とろろそば」 を食べるモスキートの口元を拡大してみよう。
上品、且つ奥ゆかしさをも感じずにはいられない食し方である。
後ろに見える工具すら、そば屋のインテリアに見えてしまうような華のある絵柄ではなかろうか。
※多分、この画像を見た瞬間 「なんであんな写真載せるんですか!」 って血相変えて
クレームをつけてくること間違いないので、ちょっと褒め言葉を加えて様子を見ます・・・
昼食後は、生地焼きを残りのメンバーに託して、炎天下の中で店舗の装飾に掛かる。
そう、ようやくここで公表するのだが、この日は職場の夏祭りだったのだ。
俺たちは毎年クレープ屋でエントリーしている。

しかし、いろいろあって4年もの間、ブランクが空いてしまっていた。
満を持して久々の出店。
店名の 『山田屋』 だが、俺やモスキートの苗字が山田ということではない。
さっき一緒に昼食を取っていた店主の名前である。
――― 午前中から集まって準備を進めて 16:00、いよいよ夏祭りの開始である。

「売り子」 担当の3名で、「山田屋」 公式ウェアに着替える。
公式ウェアに袖を通し、俄然やる気と緊張感に包まれる俺たち。

ちなみに、この公式ウェア、俺が昨夜遅くまで掛かって制作した力作である。
――― では、これまた全く必要ないとは思うけど、その制作過程を確認してみよう。
まずは、日本でも屈指の高級ブランドで、おあつらえ向きのポロシャツを購入する。

それを、大山のぶ代っぽい口調で 『ユニクロのポロシャツぅ~』 とシャウトしてみる。
当然だが、このシャウトにも何ら意味はない。
気合いを入れる儀式みたいなものだ。
次に、『イラストレーター』 などのソフトでロゴを作り、カッティングマシンで
アイロン圧着用のカッティングシートを切り出す。
それを、全体重を掛けながら、ポロシャツにプレスしていく。

完成は深夜 3:00になってしまった。
それくらい、今回の夏祭りには気合いを入れているってことだ。
そして、完全に陽が落ち、夏祭りも佳境に入る。
焼き鳥やらフランクフルトやら、他の店の料理とビールを楽しみながらも、
ひたすらクレープを作る我々。

そして、ノルマの100食を完売し、無事に夏祭りは幕を閉じたのであった。
後片付けをし、帰路に就く。
そう、大好きなビールをしこたま飲むので、この日は電車で来ていたのだ。

しっかり着替えているモスキートとは違い、俺は果敢にも山田屋ウェアのまま電車で帰宅した。
他の乗客の 「山田屋?」 という視線も、夏祭りの楽しみの 「おまけ」 なのだ。
実は、この日の俺は帰りを急いでいた。
なんと、夏祭りの後にもう一つのイベントを控えていたのだ。
まさかのダブルヘッダーである。
それは、俺が局長を務める 「とある組織」 の “餃子パーティー” だ。
急いで帰宅した後、真熊や猫どもの世話を済ませ、再び電車で会場へ急いだのであった。

メンバーの自宅を開放し、ホットプレートで餃子を焼きながら酒を食らうという企画。
俺以外のメンバーは昼から餃子を包んだりしていたらしい。
しかし、すでに夏祭りで散々飲み食いしていたのみならず、
前夜の深夜まで及ぶウェア制作により、俺の疲労はピークに達していた。

開始早々、眠りの世界に落ちてしまっていた・・・・
翌朝 8:00頃、他の寝ていたメンバーも目を覚まし、ようやく解散。
俺は寝るためだけに行ったような感じだ・・・・
そして車で来ていたメンバーにうっかり家まで送ってもらってしまった俺は、
駅に自転車を置いたままであることを思い出し、フラフラになりながらも真熊の散歩がてら
てくてく歩いて取りに向かった。

この日(日曜日)は曇り空で、いつもよりも涼しかった。
疲れきった体には丁度いい気候だ。
せっかくの週末に、丸一日留守番させられた真熊も、何やら楽しそうに歩いている。
スネてるかと思いきや、いい傾向だ。

なんか気持ち悪い笑顔だけど、いい夢でも見たのか?
そして、“さすべえ”(※) 搭載の愛車に真熊を乗せ、来た道を戻る。

※用語説明
【さすべえ】
東大阪エリアでは、ほぼ標準装備と言われる、ハンドルに傘を固定するアイテム。
俺の愛車に取り付けているコレも、大阪出張の際に購入したものだ。
のんびりと、心地よい涼しさの中で自転車を走らせる日曜日の朝。

昨日の分刻みの一日が嘘のような時間の流れだ。
ようやく本当の意味で帰宅。
最後の力を振り絞って、避けては通れない洗濯を3セットほどこなし、
あとは滑り込むようにベッドに突入し・・・・・

泥のように眠った。
目が覚めたら、23:30だった・・・・
またも日曜日を丸一日ムダにしてしまった気がする。
そんなこんなで自ら忙殺されにいったような週末。
久しぶりの夏祭りはとても楽しく、気が付けばこのブログの記事も、
ほとんど動物と関係ない内容になってしまっているが、写真点数の多さに免じてご勘弁を。
明日からは、普通の動物ネタに戻りますよ~~!

回遊魚のようなオッサンだな、俺。
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| 局長 | 02:57 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑