伊豆・弾丸ツアー [後編]
6:00前にビーチに着いて、テントなどの準備をしたりビール飲んだり仮眠したりして
時間をつぶしていた我々だが、どうにも我慢しきれず、8:00前には海に入水していた。
ちょっぴり勇み足。

そして、10:00頃になると、それまで素足で歩けていた白い砂浜も、ヤドカリすら焦げ上がる
くらいの高温になり、暑さから逃れるには水の中しかないという追い詰められた状況となった。
真熊はというと―――
昨年も来た海の記憶(しかも同じビーチ)など完全に忘れ去っているようで、
まるで初めての経験と言わんばかりの新鮮なリアクションを見せていた。

幸いにも参加メンバーに 「犬が苦手」 などという残念な人員がいなかったこともあり、
みんなに可愛がってもらって、常に楽しそうにしている真熊。
しかし、夏の海というのは、楽しいだけでは済まない “諸刃の剣” 。
テントにいても、それはそれは暑いので、トリマー職の女子メンバーが熱中症対策にと
海へ連れて行くも・・・・

波を怖がり、「暑さ凌ぎ」 とはいかなかった・・・・
チキン犬が。
その後、メンバーが持参したスイカを堪能する我々。

当初は 「スイカ割りしよう」 なんていう企画のもと持ち込まれたスイカだったのだが、
・ “サルの芋洗い” の如く人で混み合うビーチで、
・ 大の大人が目隠しをした状態で、
・ バット大のサイズの棒切れを振り回す
普通に考えただけで、下田市警にパクられること間違いなし・・・ ということになり、
オーソドックスに包丁で切って食べることとなったのであった。
そりゃそうだ。
一歩間違えたら、よそ様を撲殺しかねない・・・・
午後に入ると真熊は―――

パラソルの下で太陽光を凌ぐ “博士くん” の上に乗っかっていた。
その後も、博士くんの上から決して離れない真熊。
彼を気に入っているのか?

そう、極端に皮下脂肪の少ない博士くんのボディは、余分な熱をもっていないため
“適温” らしい。
完全にソファやベッドの類(たぐい)と混同しているのか、博士くんの上でくつろいでいる。
博士くんも真熊を乗せたまま寝ているではないか。
その時、俺はボディボードやらゴムボールやらで全力で遊んでいた・・・・

ちなみに、この博士くん。
肉屋の息子である。
帰りに寄った温泉で体重を計ってみると、54kg。
身長は170cmくらいだと思われる。
鶏のササミとかしか食べてこなかったのかな・・・・
しかし、その後の真熊は―――
メンバー内で一番のナイスバディな女子の上にちゃっかり鞍替えしていた。

「温度」 よりも 「感触」 を選んだらしい。
海という環境が、真熊のもつ “オスの性(さが)” をそうさせてしまうか・・・・
参加した男性メンバーの全員が、
「犬って得だな・・・・」
と顔に書いてあった。
その後、16:00頃にビーチを出て、お土産買ったり温泉に寄ったり夜ゴハン食べたりしながら
帰路を進み、23時過ぎ頃に帰宅。
千葉の両親宅へのツアーから、ぶっ続けで体力を使い切った感じであった。

「多々戸浜」 というキレイな海水浴場です。
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| 真熊お出掛け | 01:29 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑