改造人間・・・
今日は前にもお話しした 「不整脈」 の検査で、
24時間にわたり脈を計り続ける装置を体に埋め込まれる日なのだ。
一体どんな装置が取り付けられてしまうのか、気が重い・・・・

その目・・・
お前、眠いんだな?
―――仕事を午後から休み、俺は指定された場所に向かった。
すると、どこからともなく突如現れた正体不明の組織によって俺は体を拘束され、
謎の手術台に乗せられてしまった。

彼奴らが何をしようとしているのか、俺の体をどうしようとしているのかは分からない。
ただ、必死の抵抗も虚しく、見たこともない近未来の機械により、
俺の体は、何かの特殊な改造を施されてしまったらしい・・・・
次に目が覚めると、俺は自宅にいた。
そして、俺の右半身は機械の体になっていた・・・・

こ、これが24時間にわたり脈を計り続ける機械の体・・・・
なんとなく 「キカイダー」 みたいだ。
お・・・俺のこの先の人生は一体どうなってしまうのか。
絶望に打ちひしがれたまま真熊のゲージに目をやると、例によって中に寿喜がいた。

何か黒い毛皮のようなものを羽織っている。
そんなものを与えた覚えはないが、何だ?それは。
近くまで寄ってみると―――

真熊だった。。。
何をやってるんだ? お前らは・・・・
そんな小さなベッドに2匹で納まって。
しかも、この構図、どっちが後から割り込んだんだ?
割り込まれた方も意地になってどかなかったようだな。
寿喜・・・・
そんなにそのベッドが好きなのか?
お前にも買ってやらなきゃかな?
「かご猫」 みたいにカゴじゃダメなのかな・・・・

俺の体は脈を計測しているらしい・・・
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| 局長 | 00:14 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑