オカンの帰宅・・・
夕方、小さな骨壷に納まったオカンと帰宅した。

年末の25日に大掃除の手伝いにやって来て、深夜に意識を失い、
病院で58時間を戦い、28日に変わり果てた姿で帰宅し、
そのままの姿で新年を迎え、
4日に姉により化粧直しをして斎場へ出棺、
昨日、再び姿を変えて帰宅した。

親父は・・・・
この先、大丈夫だろうか。
さっき葬儀屋への支払いが終わり、これから千葉の両親宅へお骨を運ぶ。
今はやることも多いので緊張の糸も張り詰めている。
しかし、その糸もいずれ切れるだろう。
四十九日の納骨が終わった時なのか、
明日俺が千葉から帰り、初めて一人になった時なのか・・・・
その時、親父はどうなってしまうのだろうか。
――暗い話ばかりなので、真熊の話題を。

お通夜から告別式の間、預かってもらっていた知人から、
こまめに写メ入りの実況メールが届いていた。
上の画像もその一つ。
よそ様の家でも平気でお腹を見せて愛想を振りまいているらしい。
そんなメールの中から、どうにも気になった項目を紹介します。

「飲み水を常備しといてくれ」 という俺のお願いに対し──
『沸騰させて冷ました水をあげています』
ま、まさかのVIP待遇・・・・
普通に水道水をそのまま与えてる俺の立場は・・・・?
次に、「夜の散歩は行ってくれたか?」 という俺の問いに対し──
『父と妹と3人で行きました』
リ、リード持ちの他に、2人の護衛つき・・・・
夜中の12時過ぎに一人で散歩させてる俺って・・・・

そして、翌朝一通目のメールは──
『母が言うに、さみしかったのか近くに人が寝てるからか分かりませんが
“ピーピー、くぅくぅ” やっていたとか…』
ピ、「ピーピー」・・・・?
「くぅくぅ」 はまだ想像つくが、「ピーピー」 とは?
セキセイインコを預けたつもりはないが・・・・
俺もまだ見たことない真熊の新たな一面が垣間見えたのだろうか。
とにもかくにも、真熊の 「初めてのお泊まり」 は何事もなく無事に終了したのであった。
| 非日常 | 17:45 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑