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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

2009年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年12月

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ヒヨドリのクラムボン

実は俺はこれまでかなりの数の野良猫たちを保護して、里親探しをしてきた。
今日はネタがないので、その子たちのことを振り返りながら紹介します。


俺は 「愛玩動物飼養管理士」 の資格を(一応)所有し、
なまじアライグマなんか飼っているせいか、職場では 「ムツゴロウ」 扱いされている。

ムツゴロウといっても――

ムツゴロウ


 ←コイツじゃないよ?



ムツゴロウ


 ←こちらの偉人のことですよ。





数年前、ウチの会社で、恐らく親鳥と飛行訓練をしていたのであろうヒヨドリのヒナを見付けて
「巣から落ちてる」 と言って保護してしまった女性社員がいたんだが、
「私、一人暮らしだから飼えないんですぅ」 と言いながら、なぜか一人暮らしの俺のところへ
持ってこられたことがあった。

このあたりから、
「動物を保護した場合は局長へ」 みたいな図式が出来上がってしまったように思う。


クラムボン

結局、このヒヨドリは動物園などに飼育方法を問い合わせながら、
ツマヨウジでトマトなどを与え、「人の手による飼育」 を行うことに。
しかし、成長したら放してあげるつもりでいたんだが、この子は羽の骨が曲がってしまうという
不運に見舞われてしまい、野生の子たちのように高く飛べないことが判明してしまった。

想定外の事実にうろたえながらも、こうなったら、この子を一生面倒見てやるしかない!
と心に決め、このまま俺の手で育てていくことにしたのだった。


このヒヨドリ、「クラムボン」 と名付けた。
特に意味は無し。

あまり飛べないから、外へ連れ出しても逃げない。
「手乗りヒヨドリ」 として第二の人生を歩み始めたのだ。


クラムボン

↑これは散歩風景。
アライグマの千寿と一緒に、大きな公園へ。

アライグマを連れてるだけでも傍から見たら異色な風景なのに、さらに野鳥を手に乗せて・・・
俺って気味悪いヤツに写ったかなぁ。


そうそう、クラムボンを育て始めてから気付いたことがあった。
それは、「鳥も慣つく」 ってこと。

必ず人のいる部屋にいるのだ。
一人になるのは嫌らしい。
そして、腕や足のホクロをついばんできたりする。
遊んでるのだと思う。

水浴びの後なども面白い。
インコとかが水浴びするシーンを見たことがあったので、恐らくヒヨドリもするだろうと思い、
お風呂場に洗面器に水を張って、クラムボンを放してみた。
すると、本当に洗面器に入ってバシャバシャ遊ぶのだ。
しばらく放っておこうと思い、俺は部屋に戻る。
そうすると、クラムボンはひとしきり水遊びを終えた後、「ピ~~!」 と大声で鳴き始める。
自分で戻ってこればいいものを、人が迎えに行くまで延々鳴き続けるのだ。

甘えてるのだろう。
やむを得ずお風呂場へ迎えにいくと、手や肩にピョンっと乗ってくる。
これは新鮮な経験であった。


――う~ん。
猫たちのことを書こうと思ったら、ヒヨドリの話になってしまった・・・・

このクラムボン、その当時お付き合いしていた彼女が、すごく欲しがっていたので託すことに。
その後、俺は彼女とは別れることになってしまったんだが、
クラムボンは、彼女のもとでヒヨドリの平均寿命をまっとうしたそうだ。


猫たちの里親探しについては、明日以降にまた紹介します!

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