さよならマリィ
いろいろ考え事をしていたら、こんな時間になってしまいました。
ちなみに、今日は人生三回目の胃カメラを飲まされる予定の局長です
――― 昨日の朝、聞きたくはなかった訃報が飛び込んできた。

当ブログ内でもお馴染みの「西のピラニア犬」 “マリィ” が虹の橋を渡ったという。
『マリィの散歩請負日記』 を見ている限り、調子が芳しくないことは把握していたが、悲しい結果になってしまった。

13歳と9ヶ月。
犬の寿命としては決して短命ではないが、あの獰猛なイメージからすると、どうしても早すぎると感じてしまう。
同じシニア犬を育てる身としては、“マ人” さんの深い悲しみが痛いほど分かる。

ピラニアのような凶暴な顔の裏で、実は数年にもわたり兵庫県から遠く岡山県の専門病院までの通院を繰り返していたマリィ。
せめて元気だった姿を読者の皆さんと共有させていただくことで、皆さんの記憶の片隅にでもマリィの存在が留まってくれればと思う。
当ブログにも深い爪痕を残してくれたマリィの思い出を ―――


マ人さんとマリィのペアと初めて対面したのが、『その後のサザビー』 のオフ会。
当初は、オフ会にわざわざ新幹線に乗って遠く大阪からやって来る人がいるということに驚いたものだが、今となっては当たり前の光景になっている。
そして、ここから交流が始まった。


地元にいながらも、こんな企画をやってくれたりしていた。
マ人さんがマメな性格だから、マリィも犬友達には事欠かなかっただろう。


再び「その後のサザビー」のオフ会、通称 “サザオフ” にて。
前年はマリィは来ずにマ人さんだけの参加だったので、二年ぶりの再会だった。

もはやマリィも「熊猫犬ファミリー」の準メンバーみたいな馴染みっぷりだった。


俺が満を持して開催した 『熊猫犬オフ会』 にも、新幹線に乗って駆け付けてくれた。
参加してくれた当ブログの読者さんへ、一気にマリィの存在を知らしめるつもりだったのだろうが、マ人さんのインパクトが強すぎて、むしろマリィの存在は霞んでしまった。

そういえば、マリィ用のカートには、日除けなどのケア装備が充実していた。
可愛がってもらっていたのだな。


再び「サザオフ」にて。
マ人さんの悪い影響で、オフ会にプロ野球のユニフォームで現れる輩が急増した。
むしろ、自分がどの球団のファンなのかを告知する場のようになってしまった。

そういえば、マ人さんはよく噛まれていた。
しかも本気噛みで。
飼い主にここまで噛み付く犬がいることを、マリィを通して初めて知ったのだった。


今度は逆に俺が大阪へ。
初めての大阪遠征となった 『大阪で会いましょう』 企画は、当然のように朝一から登場。

ときに、マリィは自分の地元と、新幹線で行く先々では、人間の言葉が少し異なっていたとに気付いていたのだろうか。
あわせて、人間の気質も大きく異なっていることに。

そして、自分の地元の人間たちは「虎」というネコ科の動物を妙に愛していることに。


毎年恒例となってきた「サザオフ」での再会。
このとき16歳のサザビーと、8歳の真熊、そして11歳のマリィ。
みんなシニア犬だ。

噛み付くわりには、一人にされると不安そうな顔をするツンデレぶりが面白かったマリィ。


二度目の関西遠征となった 『京都で会いましょう』 というお花見企画にも、最初から最後まで参加してもらった。
人間にはほぼ100%噛み付くわりには、犬とは普通に仲良くできる不思議な性格のマリィ。

昨年の「大阪で会いましょう・再び」、および「サザオフ2017」には所用で参加されなかたので、思えばこれがマリィと最後に会った日になったのだな・・・・
噛み付くから、なかなか抱っこはできなかったが、ツインテールみたいな耳が女の子らしくて可愛かったマリィ。

きっとお子さんたちのために飼い始めたのだろうが、いつの間にかパパさんが溺愛するという事態になったマ人さん一家で、それはもう愛されながら毎日幸せに暮らしていたことだろう。
病気の苦しみから解放されたけど、家族と別れるのはやっぱり悲しくて辛いよな・・・・
ありがとうマリィ。 そしてお疲れさま。
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西のピラニア犬 “マリィ” に慈しみのクリックを。

何より長い闘病生活に「お疲れさま」の労いを。
【今日の一言】
電車や車で全国あちこち遠征して、犬とは思えない充実した生涯だったに違いない。
| 非日常 | 09:50 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑