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熊猫犬日記

婚約相手に逃げられた男とその扶養家族:アライグマ・猫・犬(黒ポメラニアン)たちの奮闘記!

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千寿の没後7年…

こんにちわ。

ここ数日、毎晩雨が降るおかげで、真熊の散歩が家の周りのみになっています。
なんなんでしょう、毎晩毎晩。 最近、雨ばかりでイヤになっちゃいますね。 局長です。



――― さて、本日11月19日は、毎年あることを振り返る大事な一日。


20151119_千寿4

2008年のこの日に、いきなり駆け足で旅立ってしまった我が家のアライグマ、千寿の命日。

早いもので、今日で丸7年・・・・
歳月の流れは実に早い。



20151119_千寿9

千寿との大切な思い出も、少しずつ忘れてしまうことが増えてきてしまい、千寿との生活の中で習慣化されていたことも、次第に体から離れていってしまう。

記憶をつなぎ止めておくというのは、案外難しいと痛感する7年間だった。



20151119_千寿3

しかし、昨年のこの日から今日までの一年間には、千寿のことでテレビに出るというまさかの出来事もあったおかげで、図らずも思い出をたどる機会が増えた。



そこで、これまで紹介していなかったはずのエピソードを数件 ―――


20151119_千寿1

夏の暑い日は、お風呂で泳がせていた千寿。

千寿は大きかったので、二本足で立てば足が着いてしまうほどの水深なのだが、千寿は気持ち良さそうに浮いていた。



20151119_千寿2

脂肪が多かったからだろうか。

とにかく湯船に入れてあげると、30分くらいはこうして泳いでいるのか浮いているのか、水遊びを楽しんでいた。



20151119_千寿10

Maxで17kgもあった千寿。

真熊を抱っこするたびに「軽いなぁ」と感じるのは、千寿の重さの感覚が今もなお体に染み付いているからかもしれない。



20151119_千寿7

あと、元来は野生動物のくせに、なぜか仰向けで寝るのが好きだった千寿。

ベッドの上では、寒くない限りはほぼ仰向けだった。
緊張感の欠片もなかった。



20151119_千寿8

驚いたのは、外でも仰向けて寝てしまうことだ。

完全に失われていた野性味。
トトロのお昼寝シーンを彷彿とさせる。



20151119_千寿6

今では真熊の日常の散歩コースとなっている “近所の公園” も、元々は千寿の散歩コース(兼)遊び場だった。

ちなみに、犬の散歩と根本的に異なるのは、ジャングルジムに登るということ。



20151119_千寿5

大きな公園” も、元は千寿とのお出掛けコース。

「駒沢公園で会いましょう」レポートを楽しみにしている方も多かったかもしれないが、今日は一日、千寿との思い出に浸らせていただこうと思う・・・・・





大変な時期もあったけど、14年間も俺を癒してくれたアライグマ千寿に ―――




あの重たい体を、もう一回でいいから抱っこしたい。



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今夜くらいは夢に出てきてほしいものだ・・・・



【今日の一言】

千寿が逝ってから、果物を買うこともなくなったなぁと今さらながら感じた。
 

| 千寿[回想] | 07:37 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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TBS『Nスタ』事件

こんにちわ。

梅雨が有終の美でも飾りたいのか、最後に台風を連れてきましたね。 局長です。
これで気が済んだら、早いとこ正式に夏をバトンタッチしてほしいものですよね。



――― さて、本日は日曜日のお話を一旦休止して、昨日の “事件” の説明をば。


20150716_Nスタ1

そう、夕方のニュース番組でいきなり俺が出てきた事件について。

TBS系の夕方のニュース番組 『Nスタ』(関東ローカル)に出てしまったのだ、つい。
当ブログで事前告知などしなかったので、いきなり驚いた人も多かったようだ。



20150716_Nスタ2

玄関ベルが鳴り、家主が出てくるシーン。

お分かりだろうか。
俺は作り笑顔が苦手である・・・・



20150716_Nスタ3

俺につづいてリビングに入ってくるのはインタビュアー兼ディレクターさん。

驚くほど真熊をスルーだ。
編集上、「黒いかたまり」として処理された感すらある。



20150716_Nスタ4

42歳とは思えない童顔を見せる俺の横で、家入レオちゃんのドデカいポスターが映ってしまったのは少し恥ずかしいが、アイドルとかじゃなくて良かった。

ちなみに、ディレクターさんが驚いているのはレオちゃんに対してではない。



20150716_Nスタ5

アライグマ “千寿” のお墓に対しての驚きだ。

なんとなく、「人付き合いが苦手で動物にのみ依存している社会不適合者」っぽく見えていないだろうか、俺・・・・



20150716_Nスタ6

全国で社会問題となっているアライグマの野生化。

その原因が「ペットとして飼い始めたものの手に負えなくなって遺棄する人が続出したこと」という説明と、その一方で最後まで面倒を見た俺という変わり者もいたというお話だったのだ。



20150716_Nスタ7

アライグマがペットとして大量に輸入されたきっかけは、まぎれもなく 『あらいぐまラスカル』 というアニメが原因ということを、俺の証言をもって説明している図。

でも、一年足らずで森に返したスターリング(主人公)と俺を一緒にしてはいけない。
そんなことより、自分の声がイメージと違ってて少し気持ち悪かった・・・・・



20150716_Nスタ8

すべてのアライグマが巨大化するわけではない。
恐らく千寿が特異だっただけだ。

なにせMaxで17kgもあったので・・・・・



20150716_Nスタ9

この写真だけを見ると、間違いなく俺という人間が「動物好きなのに凶暴性という別の一面もある」といった説明にしか見えない・・・・

違うんだ! 「アライグマには凶暴性がある」という説明なのだ。



20150716_Nスタ10

14年も一緒に生活していても、傷が絶えなかったという説明。

俺の口元には、今も残る千寿による噛傷があるのだ。
それよりも、「42歳にしては肌がきれい」というLINEやらメッセージがたくさん来た。



話が前後するが、なぜ俺がいきなりテレビに登場したのかというと ―――


20150716_Nスタ11

当番組でアライグマの野生化問題を特集するにあたって、「最後まで面倒を見た人」の例として取材のオファーがあったのだ。

ディレクターさんも、実に最適な人選をしたものだ。



20150716_Nスタ12

Facebookで個人的につながっている人には事前にお伝えしたものの、そうでない人には何も知らせていなかったので、本当に偶然この番組を見た人たちは失禁するくらい驚いたようだ。

放送終了後はLINEと電話が鳴り止まなかった。



20150716_Nスタ13

そう、千寿との14年間は大変なことも多かったが、その倍以上に幸せだったのだ。

今、「駆除」という名で捕獲されて殺されているアライグマたちには何も罪はない。
無責任に飼い始めて棄てた人間が悪いのだ。



20150716_Nスタ14

といった特集に出ていたのだ。
ちょっと恥ずかしい・・・・

ちなみに、この「遺棄」のイメージは我が家に庭で、俺所有のぬいぐるみで撮影されている。




久しぶりに千寿のことをじっくりと振り返ったような気がして楽しかった ―――




でも、駆除されているアライグマは可哀想で胸が痛い・・・・



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俺の人生に潤いを与えてくれた千寿にクリックを。



【今日の一言】

『Nスタ』 の後の番組でMダックスの “ホッピー” が出てきたことにも驚いた・・・・
 

| 千寿[回想] | 01:51 | comments:32 | trackbacks:0 | TOP↑

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千寿の没後6年…

皆さま、こんにちわ。

高倉健さんが逝ってしまっていたのですね。 言葉になりません。 局長です。
小学生時代に 『南極物語』 を観て以来、ずっと好きな俳優さんでした。



――― さて、毎年恒例ではあるが、今年もこの日はある思い出に浸らせていただきたい。


20141119_千寿1

そう、アライグマ千寿。
享年14歳。



20141119_千寿2

毎年言っている気がするが、本当に月日が経つのは早い。
千寿が突然、さよならも告げずに虹の橋を渡ってしまってから、今日で6年。



20141119_千寿3

6年という歳月の間に、毛の質感、におい、温もりなど、五感のすべてで受け止めていた千寿の感覚が、少しずつ思い出せなくなってきている。



20141119_千寿5

たまに幻聴のように聞こえていた、俺を呼ぶためのドアをガリガリ引っ掻く音も、最近は聞こえなくなった。

家を出るたびに、千寿が外を眺めていた2階の窓を見上げてしまう習慣も、いつしか消えている。



20141119_千寿6

忘れたい出来事や消したい過去は、いつまでも記憶の中に居座るくせに、忘れたくない思い出は残酷なほどに次から次に薄れていってしまう。



20141119_千寿7

こうやって、ペットロスという症状を少しずつ時間が解決してくれているのかもしれないが、それでも一緒に過ごした時間の記憶だけは何一つ欠けることなく、そっくりそのまま残っていてほしいと思う。

もうこれ以上は、千寿との思い出が消えてしまうことがないように祈りたい。




そういえば今年の6月に、千寿が逝ってから初めて千寿の夢を見た。


20141119_千寿4

でも、夢というのは時間が経つと、きれいサッパリ忘れてしまうものなので、起きてから大慌てでPCでテキスト打ちしておいた。

夢の中の話だから、ストーリーも設定もおかしなことだらけだったが、テキストを読み返ればなんとかその夢を思い出せる。



20141119_千寿8

自分では制御もできない夢の中でしか、今となっては千寿と会うことができない現実が悲しい。
そして、こんな思いをこの先4回もしなければならないかと思うと、非常に心が重い・・・・



20141119_千寿9

改めて14年間ありがとう。
あと30年くらいしたら、そっちへ行くので、それまでもう少し待っててね。




今でも俺の心を締め付ける千寿との悲しい別れと、共有した大切な14年間に ―――




もう少し頻繁に夢に出てきてほしいぞ・・・・



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【今日の一言】

でも、たまに真熊のことを素で 「千寿!」 と呼んでしまう俺・・・・
 

| 千寿[回想] | 01:54 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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千寿の没後5年…

皆さま、こんにちわ。

予想通り、新しい週の初日から午前様だった局長です。
本当に今週でこの激務から開放されるのか、ちょっと疑わしくなってきました・・・・



――― さて、毎年恒例ではあるが、今年もこの日はある思い出に浸らせていただきたい。


20131119_千寿1

そう、アライグマ千寿。
享年14歳。



20131119_千寿2

本当に月日が経つのは早いものだ。
千寿が突然、急ぎ足で虹の橋を渡ってしまってから、今日で5年。



20131119_千寿3

俺を動物飼育の道に引きずり込んだ存在、千寿。



20131119_千寿4

14年間という本当に長い歳月を共にした愛息、千寿。



足と顔と、それぞれ縫合を要するレベルの大怪我をさせられたこともあった。


20131119_千寿5

「アライグマは、可愛い顔して実は獰猛」
この事実を身をもって体感した俺。



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それでも、俺を夢中にさせる魅力をもっていたアライグマ。
いや、千寿が特別な存在だったのか。



あの事故から18年経った今も、噛まれて縫った傷跡は残っている。


20131119_千寿9

いいんだ、いいんだ。
これも14年間、苦楽を共にした証。



千寿との生活で学んだ様々なことは、すべて今の動物たちとの暮らしに息づいている。


20131119_千寿7

飼育方法について、あれこれ言ってくる人もいるが、動物図鑑でも寿命7~8年とされているアライグマを14年間育て上げた自負が俺にはある。



大雑把に見えるかもしれないが、実はかなり綿密に飼育環境は整えている。


20131119_千寿8

夏も、格子付きの大きな窓が多い、気密性の悪い古い住宅の特性を活かして、扇風機のみで室温28℃以下をキープしていた。



それもこれも、千寿との生活で学んだ術。


20131119_千寿10

千寿との戦いにも似た大変な苦労の時間があったから、今も大抵のトラブルには根負けせずに向かい合えている。



そんな、たくさんのことを俺にくれた千寿。


20131119_千寿11

改めて14年間ありがとう。
あと30年くらいしたら、そっちへ行くので、それまでもう少し待っててね。




俺の人生に大きな一石を投じたアライグマの生涯に―――


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 アメリカでは18年生きたアライグマがいた
 そうな。 千寿にもそうなってほしかった。


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【今日の一言】

俺の体には、千寿の爪による傷が無数にある。 傷だらけの40歳だ。
 

| 千寿[回想] | 03:07 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

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千寿の命日と、寿喜の家族記念日

皆さま、こんにちわ。

どえらい寒くなってきましたが、風邪などひいてないですか?
俺は昨夜から喉がいたくなってきてしまいました。 局長です・・・・



――― さて、懸命な読者の皆さまならご存知だと思うが、昨日と今日はある節目の日である。


そう、昨日11/19はアライグマ千寿の命日。
早いもので、あれから4年。


20121120_千寿&寿喜1

アライグマが日本で野生化した最も大きな原因ともなった、アニメ 『あらいぐまラスカル』 の影響による購入パターン。
俺もその法則にジャストミートで乗っかってしまったのだった。



否(いな)!
俺の場合は、ラスカルの放送終了後17年も経過してから夢を実現したのだから、他の衝動的に購入した輩とは違うのだ。


20121120_千寿&寿喜2

時に縫合を要するほどの大怪我をさせられながらも、14年間にわたり寝食を共にして絆を強めてきた俺と千寿。

中学生や高校生の頃は、自分が動物好きだなんて思ったこともなかったけど、アライグマを飼う夢だけは捨てきれなかった。
というか、正直そんな思いも忘れかけていたのだが、ある日ペットショップでアライグマが売られている姿を見て、その夢がいきなり再燃したといった方が正しいかもしれない。



20121120_千寿&寿喜7

結果、千寿と暮らすようになってから、他の動物にも興味が強くなり、愛玩動物仕様管理士の資格を取ったり、野鳥の雛を育てたり、猫の里親探しをしたりといった活動が増え、行き着いた姿が今の俺だ。

この生き方が良かったのか悪かったのかはよく分からないが、今でも一日たりとも千寿のことを忘れたことはない。



その翌日、ひょんなことから我が家へやって来たのが寿喜。


20121120_千寿&寿喜3

おかげで、にいなの “スプレー攻撃” が始まり、家中が悪臭に包まれ、カーテンは床まで垂らせず、室内なのにあちこちに野良猫よけの鋲を敷くようになり、家電製品は幾度となく故障させられた。
にいなの 「ストレス猫」 としての第二の生涯が始まった瞬間でもあった。



しかし、それを差し引いてでも、寿喜が俺にもたらしてくれるものは大きい。


20121120_千寿&寿喜4

起きている間は常にニャアニャアと何かをしゃべり続けているが、野良猫の概念を覆すほどの甘えように日々癒されるのである。



猫とはこんなに人懐っこいのかと、常に俺に衝撃を与え続ける寿喜。
しかも、野良猫出身なのに。


20121120_千寿&寿喜5

でも、一丁前に人見知りもする。
但し、一度心を開いてしまえば、あとはもうベッタリだ。



ということで、千寿を火葬場へ連れて行く直前に、寿喜がいきなり我が家へやって来て、今日でちょうど4年。


20121120_千寿&寿喜6

しばらくは千寿が死んだショックが大きすぎて、ほぼ放置気味だったが、今では我が家で一番大きな顔をする存在に。
そして、俺の行くとこ行くとこ付いて回るSPのようなポジションになっている。

5年目もよろしく、寿喜。
それと、たまにでいいから夢に出てきてくれ、千寿!




毎年こんなこと書いてるけど、多分来年も同じようなことを書くであろう俺に―――


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 アライグマ千寿は今も俺にとって
 大きすぎる存在で忘れることはない


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【今日の一言】

公約通り、お昼に更新しました。
でも、我が家のノートPC、叩き壊してやりたくなるぜ・・・・ 
 

| 千寿[回想] | 08:10 | comments:43 | trackbacks:0 | TOP↑

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